おうちでも刺激たっぷりに!1歳頃の興味を広げるおすすめの遊び
遊びを通して様々なことを学んでゆく子ども達。1歳頃は特にたっちやよちよち歩きが出来るようになり、毎日の生活の中で興味が広がっていきます。
この興味こそが成長のきっかけともなるポイント。
まずは「これはなんだろう?」「やってみたい」「気になる」という気持ちを持つことで、見たり触れたりしながら出来ることが増えていったり、さらに世界を広げてゆきます。
今回はおうちにいながらでも親子で出来る1歳頃におすすめの遊び方をご紹介します。
手指を動かす「つかむ」「つまむ」遊び
手や指先を動かすことは、脳に沢山の刺激を与えて成長させてくれます。
末梢神経までしっかりと動かすことによって器用さが上がり、出来ることが増えていくきっかけにも。
引き出しの中から物をつまんで出す、おもちゃやボールなどをつかんで大人と渡し合う「どうぞ」の遊びなど、簡単なように見えて赤ちゃんにとっては良い刺激となるものが沢山。
やわらかい、固い感触、鮮やかな色合いや、様々な大きさ・形など色々なものに触れさせてあげましょう。
”自分で見たものをつかむ”というだけでも、目と手の動きを連動させ脳に刺激を与えてくれます。
「まねっこ」大好き期を利用して
この頃は記憶力や想像力が発達していく時期でもあります。
ご飯の前後には手をあわせ「いただきます」「ごちそうさま」をすることで食べたい・もうお腹いっぱいだというアピールをしてくる子も。
周りの人の姿を見てまねっこをすることが楽しいと思える時期なので、教えてあげたい生活習慣などは積極的に赤ちゃんにも見せてあげましょう。
「こんにちは」「バイバイ」などの挨拶や歯みがきをしている姿を見せてあげると、赤ちゃんも真似して遊ぶようになります。
繰り返し遊ぶことで、お名前を読んで「はーい」とお返事をすることも出来ていくように。
読み聞かせで言葉を増やそう
身体がしっかりしてくるこの時期になると、言葉の理解も進んでいきます。
絵本は、読んであげるだけで絵と言葉の意味がつながっていったり、リズムや音感を楽しむことも出来るようになる素晴らしい遊びのひとつです。
はじめは集中して聞いていることが出来なくても、何冊か読んでいくことで気に入るものや反応が大きいストーリーが見つかっていくはず。
お気に入りが見つかったら、同じ本を何度も繰り返し読むことでも記憶づけとなり、脳の発達につながります。
おもちゃを買うなら「音が鳴るもの」がおすすめ
楽器やボタンを押して音が出るおもちゃなどは、子どもが自分でした行動に対して成果を見せてくれます。
触れる、たたく、ゆらす、など指先で様々な動きをした結果に音が鳴ると言う分かりやすいパターンで、子どもにとって達成感を味わうことが出来ます。
達成感を味わうことは子どもの自信にもつながり、さらに大きくいえばこれを繰り返し続けることで自己肯定感を育んでいくことへも。
この時期に用意するのであれば、音の違いを楽しんだり、「できた」という気持ちを感じられるおもちゃを選び、子どもが自分の手で遊んでいる時には「いい音だね」「上手に鳴らせたね」と沢山褒めてあげましょう。