これでもう散らからない!自主性を育てる子ども服収納とは
本格的に寒さを感じるようになり、冬用のコートを出してきたご家庭も多いのではないでしょうか。
しかし夏服と違ってボリュームが出てかさばる秋冬服は収納スペースも必要になり、いつも部屋が服で溢れている!ということ、ありませんか?
さらに子ども達は帰ってきたらコートを脱ぎっぱなし!
家では暑くて上着を脱いだり着たりして散らかってしまう……なんていうことも。
出来ることなら子どもが小さいうちから着替えや片付けの習慣をつけておくことで、こんなお悩みを解決したいものです。
衣替えを完了させようというこの時期、収納を見直すことで子どもの習慣作りをはじめてみませんか?
子どもが「自分で」出し入れ出来る環境づくりを!
「コートの脱ぎっぱなしが何度言っても直らない」「部屋がいつも脱ぎ散らかした服でいっぱい」というご家庭では、まず子ども自身が自分で着替えたり出し入れを出来る環境を作ってあげましょう。
子どもの取り出しやすい高さの引き出しや棚、分かりやすい場所への収納を設置してあげることが大切です。
何がどこにあるかを自分で把握出来るようになれば、出し入れも簡単に!
2歳頃からでも、その日のお洋服を自分で選んでお着替えに挑戦したり、洗濯物を畳んでしまうお手伝いが出来るようになります。
子ども目線の高さで、洋服は収納の7〜8割まで
子ども服収納の失敗にありがちなのが、つい引き出しがパンパンになるまで洋服を詰め込んでしまうこと。
子ども服はワンシーズンの中でもサイズアウトしそうなものや少し大きめの服なども使い回すことがあるため、どうしても量が増えがちです。
しかし詰め込まれた洋服を子どもが自分で出し入れするのには一苦労。
奥にある1枚を出すために、引き出しのものを全て出してしまうことで、余計に部屋が散らかってしまいます。
厚手のニットなどはどうしても場所をとりますが、収納スペースの7〜8割を目安に洋服の量を調整することも大切です。
子どもが自分で見てすぐに、着たい洋服が手に取れる環境を作ってあげましょう。
洋服は簡単なグループ分けをしてしまう
子どもにとっても簡単なよう、上着、トップス、ボトムス、下着、パンツ、靴下とざっくりで構わないので分類をしてあげましょう。
グループごとの引き出しを作るか項目別にカゴなどの入れ物に分けてしまってあげることで、1つずつ順番に出すだけで小さなお子さんでも自分でお着替えが出来るようになります。
可能であれば、ラベルなどを作って貼ってあげても◎。
収納を整理する時には子どもと一緒に行うことで、どこに何があるか自分でも覚えやすくなるでしょう。
玄関にアウター置き場を作るのもおすすめ
スペースが用意出来るご家庭であれば、玄関にアウター置き場を作ってみるのもおすすめです。
頻繁に着るコートなどは「出かける時に玄関で着て、帰ってきたらその場で脱いで片付ける」という習慣を作ることで、リビングで脱ぎっぱなし!ということを防げます。
省スペースのラックなどを置いてハンガーにかけておくだけでもOK。
コート用の消臭除菌スプレーやお手入れ用品を合わせておいておけば、くつろぎの空間に外のホコリや菌を入れてしまうこともなくなります。
子ども服だけでなく大人のコートも同様に扱うことで、毎日のストレスを激減させることが出来るかもしれません。
どうしてもボリュームが出てしまう秋冬服ですが、子どもが自分で出し入れ出来る環境を整えてあげるだけでも、部屋の散らかり具合が変わります!
衣替えは収納を変えるとても良いタイミング!少し意識してみるだけで、子どもが自分から着替え・片付けが出来るようになるかもしれません。