【イベント】どんなタイプがあなたに最適?お雛様の選び方ポイント

毎年三月やってくる雛祭り。初節句では女の子に雛人形を用意してお祝いするのが日本古来からの伝統行事です。
しかし一口にお雛様といっても様々な種類があるため、どんなものを選んだらいいのか迷いますよね。
何を基準に選ぶのがご家庭にとって最適か、見ておきたいポイントをご紹介します。
まずは置き場所を考えよう
雛人形を選ぶ前に実は重要なのは、家のどこにお雛様を飾るのか?ということです。
スペースが少ない家では飾れる場所が限られてくるため、その時点で七段飾りなどの大きなお雛様が除外されるでしょう。
棚の上、窓際、玄関脇など、飾りを置く大体の位置を決めて広さを把握しておきましょう。
人形の種類を決めよう
お雛様にはいくつかの種類があり、伝統的なものでは布地を人形に埋め込んでいくタイプの「木目込み人形」や実際に衣装を人形に着せていく「衣装着人形」などが挙げられます。
どちらかといえば木目込み人形は丸みを帯びた小さなタイプが多く、華やかな着物や頭飾りをつけた一般的なイメージがあるものが衣装着人形となります。
近年ではその他にも小さいサイズのガラスや陶器で作られたお雛様など、現代風のデザインを選ぶご家庭も増えています。
種類により見た目や雰囲気も大きく変わってくるため、ご家庭ではどのタイプが好みであるかを選んでゆくとよいでしょう。
人形は何人かを決める
雛人形はまずはお内裏様とお雛様と呼ばれる二体が基本となります。
この二体を基本として「親王飾り」と呼び、その二人に加えて三人官女がが加わる五人飾り・さらに五人囃子が加わる十人飾り・さらに右大臣左大臣などが加わってくる十五人飾りと人数が増えていきます。
人数が増えるほど豪華さが増し価格も上がっていくケースが多いため、飾るスペースと合わせてどれが最適かを考えてみてください。
お顔・衣装で決める
お雛様の欲しい種類・人数のタイプが決まったら、いよいよどのお雛様にするかの最終決定です。
一番重要なのはお雛様の顔つきだといわれており、どのお雛様も少しずつ違う顔や表情をしています。お子さんにどことなく雰囲気が似ている、なんだか愛着がわくといったポイントでお顔を選んでいきましょう。
また、衣装の色柄・素材もこだわって選びたいポイントです。
色味や柄によって洋風・和風の雰囲気が変わったり、生地が絹か化学繊維かなどによっても高級感や刺繡の柄の出方が変わります。
現実的に飾れる・飾りたいという雛人形の種類の中から、最も気に入ったお顔・衣装を着ている雛人形を選ぶのが後悔しないお雛様選びとなるでしょう。
一年に一回、大切なお子様のために飾る雛人形選びを良いものにしてくださいね。