台風シーズン到来!子ども家庭の上手な食材備蓄の方法とは
いよいよ近年各地に大きな被害をもたらしている台風が来る季節となりました。
ここ数年では災害の多さからか、日本人の危機意識も上がりました。防災グッズや備蓄をしっかり行うようになったというご家庭も多いのではないでしょうか。
災害への備えは定期的に見直すことも重要です。また緊急避難用のグッズだけではなく、自宅に常に備えておきたい生活必需品も忘れてはいけません。
そこで今回は、子どもがいるご家庭での上手な備蓄術をご紹介します。
覚えておきたい「ローリングストック法」
家族の命をつなぐ食品類は備蓄として非常に重要で欠かせないものですが、気がつけば賞味期限が切れてしまったり、いざというときにどう調理して良いか分からない、というケースも。
そんなときに有効なのが「ローリングストック法」と呼ばれる備蓄法です。
これは、普段から使う食材の中で特に賞味期限が長いものに注目して買い置きをしておき、毎日の食生活の中で消費した分だけ買い足していくことで、家には常にストックが出来ることになるというもの。
使った物を買い足していけば賞味期限を切らしてしまう心配もなく、また”備蓄用のスペース”を作る必要もなく無駄がなくなります。
また、非常時には子どもの心も不安定になりがちです。
そんなときにいつもとは違う食材を出してしまうと、食べられない!なんていうケースも起こりかねません。
出来るだけいつも食べているものと同じものを出してあげることで、子どもの気持ちも落ち着かせてあげることが出来るでしょう。
常温で保存出来る野菜類、おやつも忘れずに
備蓄としておすすめなのは、とにかく賞味期限が長く、子どもも好きな食材の缶詰類。
トマト缶や魚類の缶は普段から様々な料理にアレンジが効いて便利です。
また、そのまま食べることが出来るコーンやフルーツの缶詰もおすすめです。
きちんと栄養をとり野菜不足を防ぐためにも、常温で保存が出来る野菜類も常に家に常備しておくと良いでしょう。
じゃがいもやタマネギ、かぼちゃ・さつまいもなどが便利です。野菜ジュースや豆乳なども常温保存が可能であり、子どもの食欲が無い時にも摂取しやすいです。
また、子どもが好きなお菓子も備蓄しておくとおすすめの食材の一つ。
ストレスがかかる災害時には、好きなおやつを食べられるだけでも心が少し楽になるはずです。
エネルギーになりやすいビスケットやチョコレートやドライフルーツなどの乾物類がおすすめです。
無理・無駄のない備蓄を
災害時には何よりも「子どもの安全と健康を守らなければ」という気持ちがわくものです。
いざという時に焦らず少しでも快適に過ごせるようにするには、日頃からの準備が大切に。
普段から無理・無駄のない食材備蓄を意識しておくことが安心への第一歩となるはずです。