【災害対策】避難・備蓄・授乳はどうする?いざという時のためのチェックリスト
予測出来ずに突然起こる自然災害。どんな地域に住んでいても、その可能性を考えた時の備えをしておきたいものです。
お子さんがいるご家庭でチェックしておきたいポイントを、改めて確認しておきましょう。
連絡方法・集合場所を決めておこう
災害が起きた時に家族全員が一緒に居るとは限りません。
いざという時に、最も早く知りたい家族の安否確認方法や、避難場所・集合場所を決めておきましょう。
ある程度一人でも意識して行動が出来る小学生以上のお子さんなどには、災害が起こった時にどんな方法で家族と連絡が取れるか、「○○(学校などの避難場所)にいれば、そこに必ず迎えに行くよ」ということを話しておきましょう。
災害時には携帯電話の回線がつながりにくく家族間での通話が難しくなることも。
インターネットの災害用伝言板を利用したり、【災害用伝言ダイヤル171】に電話をかけられれば伝言の録音と再生が出来ます。
まずは災害に備え、各自治体のHPや防災マップなどから避難場所や避難経路を確認しておきましょう。
日頃から備蓄を考えておこう
災害時にライフラインが止まった時に備え、お水や保存食の準備を行っておきましょう。
非常用バッグに入れるもののほか、自宅内で常備出来るものを日頃から意識しておくことが大切です。
お子さんがいるご家庭では、通常の避難グッズに加えて以下のものをすぐに取り出せるよう準備をしておくと良いでしょう。
消耗品の場合、少し多めに用意しておくと安心です。
・おむつ
・ミルク
・哺乳瓶
・清浄綿、おしりふき
・抱っこ紐
・子ども用歯ブラシやスキンケア品など
子どもの歯ブラシやケア用品などは、子どもの成長や健康に関わってくる可能性もあるため、年齢にあった日用品や衣類と併せて準備しておきましょう。
また子どもの普段好きなお菓子なども少し用意しておいてあげると、心の不安を取り除いてあげることが出来るかもしれません。
乳児の場合には、ミルクの用意も
母乳で育てているママでも、災害時にはストレスなどから分泌が低下してしまうことがあります。
低月齢時の場合には、念のためミルクの準備をしておくのも良いでしょう。
離乳食をはじめているお子さんの場合には、哺乳量が減ってしまった分の栄養を食事で補い、離乳を進めていくという方法も取ることが出来ます。
哺乳瓶の用意が難しい場合には、紙コップなどでも代用が可能です。
赤ちゃんの口元にコップを近づけ、口を開けたら数滴ずつ流し込んでいくことで少しずつ飲み込むことが出来ます。
液体ミルクはお湯や水で溶かす必要がなくそのまま飲めるため、災害用ミルクとして常備しておいても良いでしょう。
いつ起こるか分からない災害に備え、出来る限りの準備をしておくことで不安を少なくすることが出来るかもしれません。
是非今一度、家族で確認してみてはいかがでしょうか。