【教育】夏休みはどれくらい勉強すれば良い?効果的な学習方法とは
1ヶ月以上もの時間がある夏休み。
子ども達にとっては普段と違う楽しい期間でもありますが、学校での授業がない分だけ机に向かう時間が少なくなることを心配するご家庭もあることでしょう。
学校から出される課題はもちろん、それ以外でも自宅で勉強をすべきなのか?
どれくらいの時間を目安に、どんなことをするのが効果的なのかを考えてみます。
短時間でも机に向かう習慣を持てればOK
夏休みは登校時間の制約もないため、どうしても生活リズムが乱れてしまいがちです。
【朝ご飯のあと】【外が暑くなる13時〜14時ごろ】など、決まったタイミングや開始時間を設定して学習に取り組むことで、毎日の習慣を作りやすくなります。
しかし自宅学習は部屋に置いてある玩具やゲームが気になり集中出来ないというお子さんも多いものです。
勉強時間をあまりに長く設定しても結局ダラダラとしてしまい頭に入らなくなってしまうことも。
小学生のうちは机に向かう時間は学年×10分程度という目安でも十分です。短時間であっても、机に向かうという習慣を持てると良いですね。
勉強はドリルが全てではない
机に向かう、というとドリルや問題集を解くことを頭に浮かべる方が多いでしょう。
しかし勉強はドリルだけが全てではありません。
例えば歴史に関する本や漫画を読んだり、子ども向けの新聞を毎日読むといったことでも読解力を深められます。
子どもが勉強するのになかなか気が向かないという日には、楽しんで出来そうな教材を用意しておくと気分を変えて机に向かうことが出来るかもしれません。
また夏休み中だからこそ、いつもとは違った経験の中から出来る学習に取り組んでみてはいかがでしょうか。
例えば買い物に行き頭の中でお金の計算をする、プラネタリウムで天体を学ぶ、旅行先では歴史名所をめぐるなど普段の生活やお出かけの中でも学ぶところが沢山あるものです。
経験を通じて感じたことは、その後教材を使って学んだ際にも理解に繋がりやすくなります。
夏休みは多くの実体験を通した学びを得られるチャンスの期間だとも言えるでしょう。
夏休みは苦手分野を補習する期間と捉える
事前に夏休み中の勉強の目標を決めておくのも大切なことです。
【7月中に1冊の教材を終える】【1日に3ページ分の問題を解く】など具体的に取り組む内容を設定しておくことで、子どもも毎日の課題に迷うことがありません。
夏休み中の自宅学習のテーマとしておすすめなのは、苦手分野を補習することです。
普段の学校生活ではどんどん授業の内容が進んでいってしまうため、どこかでつまづいてしまった場合その先の理解がストップしてしまい、余計に苦手意識が膨らんでしまうという現象が起こりやすいです。
授業が進まない夏休み期間だからこそ苦手な分野に繰り返し取り組むことで、新学期から基礎を学び直した状態でまたスタートが出来ます。
夏休みは有効活用することで、ステップアップや苦手分野の克服も出来る大切な期間です。
楽しく学ぶことを意識しつつ目標をたて、成長できる夏休み期間を過ごせると良いですね。