【健康】猛暑到来!子どもの体を守るために取り組むべき5つのこと
記録的な猛暑が訪れている今年、熱中症の危険は例年よりもさらに高まっています。
身体に熱を溜め込みやすい子どもは熱中症予防が不可欠ですが、特に今年は例年以上に意識をする必要がありそうです。
この夏、子どもの身体を健康に保つため親子で取り組みたいことを覚えておきましょう。
登校時や屋外スポーツではマスクを外そう
数年前の猛暑と最も違うのは、多くの子どもたちがマスクをしていることです。
厚生労働省は子どものマスク着用に関するルールとして、登下校中やプールや体育の授業などではマスクをつける必要はないと提言されています。
しかしこれまでの数年は毎日「マスクをつけよう」と言われてきている子どもたちにとっては、自発的にマスクを外すのが難しいことも。
むしろ熱中症の危険があるため外した方が良い場合でも、忘れていてマスクを着けたままというケースも多いようです。
大人が積極的に「外ではマスクを外してね」と伝えていく必要がありそうです。
涼しい場所でこまめに休もう
子どもは身長が低く地面からの距離も近いため、大人以上に暑さを感じています。
出来るだけ日陰を選んで歩いたり、涼しい場所でこまめに休むことを意識しましょう。
遊びに夢中でつい休憩を忘れがちにもなりますが、汗をかいたり顔が真っ赤になってきたら必ず休むように心がけることが大切です。
日陰でも構いませんが、屋内で冷房が効いているところが近くにある際には移動をして休みましょう。
熱を溜めない・防ぐ衣類を選ぼう
暑い日には出来るだけ風通しの良いTシャツやワンピースなどを選ぶと涼しく過ごせます。
さらに首が露出しない襟付きのシャツなども直射日光が首に当たることを防げるためおすすめです。
ただし襟がついていると暑くて苦しいと感じるお子さんは出来るだけ帽子をかぶるようにしましょう。
黒や濃い色の衣類は太陽の光を集めやすいため、パステルカラーや白など明るく薄い色の衣類を着るのもおすすめです。
水分だけでなく塩分も摂ろう
【こまめな水分補給を】というのは熱中症予防の代名詞でもありますが、同時に塩分も摂ることを心がけましょう。
スポーツドリンクや麦茶などもミネラルが豊富ですが、子どもがあまり飲んでくれないという時には塩分のあるお菓子などを食べるのでも構いません。
子どもが好きなものから上手に水分と塩分をとっていければ大丈夫です。
子どもを一人きりにはしないように
保護者にとって重要なことは、子どもを一人きりにしないことです。
屋外はもちろんですが、冷房がかかっていない密室の室内やほんの少しの時間でも温度が上昇しやすい車内などに子どもを留守番させるのは絶対にやめましょう。
熱中症の危険はもちろんその他のトラブルに巻き込まれる可能性や、数分離れただけでも死亡事故が起こる可能性はゼロではありません。
子どもの命を守るためにも、室内外や冷房の有無を問わず、子どもを一人きりにすることはやめましょう。
例年以上に厳しい暑さが予想される今年。
親子で意識しながら過ごすことで、熱中症から身体を守りましょう!