【生活】夏休み明け、乱れた生活リズムを戻すためにやるべきこと
長い夏休みが終わり、もうすぐ新学期が始まります。
夏休み中、ついつい就寝時間や起床時間が全体的に遅くなっているお子さんも多いのではないでしょうか。
学校が始まるとまた勉強や運動を力一杯に頑張る毎日がはじまります。
学校が始まってバテないために、夏休み後半はこんなことに取り組んでみてはいかがでしょうか?
3つの時間ルールを決める
いざ生活リズムを戻すといってもなかなかすぐに生活を変えるのは難しいものです。
そんな中で夏休み終了の少なくとも1週間前から取り組んで欲しいのは、3つの時間ルールを決めること。
①起床時間
②勉強や活動の開始時間
③就寝時間
食事の時間や入浴の時間などは他の家族の都合によって多少の前後があっても仕方ないですが、この3つは家族の用事や予定に関係なく定めることが出来るものです。
自分自身で時間を決めてルールを作ることで、時計を見た時に行動を開始できるでしょう。
活動時間には、宿題が終わっていなければ宿題を。
既に終えているのであればプラスアルファの勉強・読書ややってみたい創作の時間に充てて机に向かう時間を取れると良いでしょう。
睡眠時間を重視しよう
生活リズムを戻していく中で特に重視したいのが睡眠時間です。
多くの人が知っての通り、人は睡眠時間中に成長ホルモンを分泌しています。
子どもにとって成長ホルモンは発達に関わるだけでなく免疫力アップにも繋がっており、睡眠が足りなくなることで風邪を引きやすくなったり、なんだかだるくてやる気が出ないような状態となってしまいます。
夜しっかり眠りにつくことが出来ないと、日中は眠くてだるくなり食欲不振や集中力の低下にも繋がってしまいます。
ダラダラしてお昼寝をしてしまったから、また夜眠れない……なんていう悪循環に陥っているご家庭は、是非一度日中思い切り活動して夜ぐっすり眠れる環境をつくってあげてください。
よく眠り、起きたら朝ごはんを食べて頭を回転させ、日中は勉強や運動をして活動をするというのが理想の生活リズムの基本です。
しっかりと日中活動をすることで夜も質の良い睡眠時間をとれるようになるでしょう。
夏休みの達成感と、新学期の目標を考える
なんとなく家でダラダラと過ごしてしまっているというご家庭では、お子さんに夏休み何が一番楽しかったか?やり残したことはないか?質問してみましょう。
「夏休みはこれが出来た」「これが一番楽しかった」といった充実感や、勉強・習い事で達成感を感じられた記憶を引き出してあげることで本人にとってこの夏を楽しい記憶として残すサポートができるはずです。
この夏どれだけ成長したかを親子で感じたら、さらに次にできるようになりたいことややってみたいことは何かを一緒に考えてみましょう。
生活面・勉強面・趣味など多方面から考えてみるのがおすすめです。
しかしこの時本人の頭に浮かんだことについて、絶対に達成しなきゃいけないと押し付けるのは逆効果になりかねません。
これが出来たら嬉しいね、かっこいいねという希望や本人のなりたい姿をイメージできるよう声をかけてあげることで、億劫な気持ちよりもやる気が上回り、自分から頑張ることができるはずです。
楽しかった夏はきっと子どもたちに色々な経験をさせてくれたことでしょう。
整った生活リズムは、子どもたちの成長にとって不可欠なものです。
充実感を感じながらここからまたステップアップしていけるよう、本人の気持ちを引き出しつつ新しい学期をスタートできると良いですね!