【子育て】イライラママを卒業したい!子育てで気持ちを整えるためのマインドとは
子育ては可愛い我が子の成長を見て愛おしいと思うのはもちろんですが、予測ができない子どもたちの行動についイライラして怒ってしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。
しかし、誰しも怒りたくて子育てしているわけではありませんよね。出来るだけ怒らず穏やかに育児がしたいと思うママ達に、改めて覚えておきたいマインドをご紹介します。
自分がイライラする原因は何が多い?と考えてみよう
自分が”イライラする・許せない”というポイントは人によって違うものです。
まずは一度、自分はどんなときにイライラの感情を持つのか、嫌だと感じるのはどんなことなのかを考えてみましょう。
例えば時間通りに物事が進まないとき、どれだけ片付けても部屋が散らかっているとき、何度言っても子どもが話を聞いてくれないときなど、人それぞれにポイントがあるものです。
子どものせいにするのではなく、まずは自分と向き合い原因を探ってみることで、それに対してどう考えてアプローチしていくのかによりイライラの解消を目指していきましょう。
「完璧」を目指すのをやめてみる
子育てのイライラの原因で多くあるのが、自分がどれだけ頑張っても理想に近づけないジレンマです。
どれだけ掃除をしてもすぐに散らかる、どれだけ頑張って食事を作っても子どもは食べてくれない、どれだけ寝かしつけてもゆっくり眠ってくれない。
「こうでありたい」と頑張ったことに対して全く成果が伴わないことは子どもを産む前と大きな違いとなり、ストレスに繋がりやすいものです。
イライラが続く時は、一呼吸おき「こうでありたい」「こうでなきゃダメ」という気持ちを手放す努力をしてみましょう。
部屋が散らかったまま寝ても良い、豪華な食事が作れなくても大丈夫です。
そして家族や子育て支援の協力を求めながら「こうでありたいを実現する時間」を作ってみましょう。
そのためにお金や時間をかけてでも、自己実現の時間を持つことでしっかりと心が満たされ、結果的に子どもとの笑顔の時間に繋がっていくはずです。
子どもは失敗から学んでいくことを忘れずに
生活や勉強の中で、何度注意しても「できない」子どもの姿に直面すると「この前も同じこと言ったよね?!」とつい強く子どもに当たってしまいがちです。
しかし大人には当たり前のことを子どもは一つ一つ学んでいることを忘れてはいけません。
とはいえ毎日の生活で何度も繰り返して同じことを伝えなければいけないのは大人も疲れてしまいますよね。
そんな時、是非”失敗した時は子どもが成長するチャンス!”というという考えを思い浮かべてみてください。失敗してしまったら「なぜ?」と一緒に考えてみる、理由が浮かんだときにはそれを解消するためにどうしたらいいか?をまた一緒に考えてみます。
そして具体的に失敗の理由を解決できる環境を用意してあげるのがおすすめです。
”片付けがしやすい玩具箱””準備ができたか分かるチェック表”など、少しの工夫をするだけで子どもの行動は大きく変わっていくものです。
子どもが失敗したときに、これを一緒に乗り越えることでまた大きくなるんだ!という気持ちを思い出してみてください。
イライラは子育てだけが原因じゃない?家族で協力し合う姿勢を!
実はイライラの原因は子育てだけにありません。
家事育児を全て担うママの場合、同居する夫や家族が家事に非協力的だとどうして私だけ?と感じてしまいイライラや悲しみが湧き上がってきてしまうケースが多くあります。
これは夫だけでなく小中学生をすぎたお子さんの場合には「自分で片付けられるのにどうして?!」と感じてしまうことも多く、子どもを”育てる”苦労ではなく、自分だけが頑張っていると感じることからくる感情の可能性も。
ご家族で、自分のことは自分でやるというルールを決めるだけでママの負担も減るはずです。
今の状況が辛いこと、そのせいでイライラしてしまうということを家族に伝えて協力しあえる姿勢を作れると良いですね。
子育てのイライラの原因は様々です。
最近イライラが止まらない!という方は、今自分が辛いと思うことはどんなことか?それを解決するためには?具体的に考えてみてください。
どうしてもイライラしてしまう方には、割り切って完璧を目指さない、求めないことも大切です。
気持ちが落ち着かないとき、是非これを思い出して立ち止まってみてくださいね。