蚊は子どもが大好き!我が子のために知っておきたい夏の虫よけ対策
夏になると気になるのが、虫や蚊の発生。
虫刺されは時に大きく腫れ上がったり、かゆみで掻きむしって肌を傷つける原因にもなりかねません。
特に蚊や虫にさされやすい子どもの身体にも優しい、蚊・虫除け対策を知っておきましょう。
子どもは蚊にさされやすい?
夏になると多く発生する蚊は、人間の体温の高さや、身体から発する二酸化炭素を感知して近づいて来るとされています。
子どもは大人よりも平均体温が高いことが多く、また身体全体で動き汗をかきやすいため、こうした条件から大人よりも蚊にさされやすいのは間違いではありません。
公園や野外で虫が多くいる場所で、露出の多い洋服で遊ぶことも多いため、気がついたら何十カ所も刺されてしまった!なんていうことも。
市販の虫除けは身体に悪くないの?
子どもの蚊・虫よけの代表といえば市販の虫除けグッズ。
しかし市販の虫除けスプレーは赤ちゃんに使用しても問題ないのでしょうか?
ドラッグストアなどで手に入る虫除けスプレーは、実は裏面の表示を見ると、6ヶ月未満の乳児への使用制限や、年齢により1日の使用回数が規定されていることが多いです。
これは虫除け成分の一つである「ディート」を大量摂取した場合、小さな子どもの身体に影響が出る可能性があるためと言われています。
しかし虫除けグッズなしには、虫さされを完全に防ぐのは難しいかもしれません。
市販の虫除けを使用する場合には、使用方法をしっかりと守って使うこと、またオーガニックハーブ・アロマなどで作られた虫よけを選ぶと良いでしょう。
最近では子どもに使える虫よけパッチやゴムリングなども販売されているため、用途を選び活用すると良いでしょう。
「ハッカ油」で手作り虫除けスプレー
市販のオーガニック系虫除け用品は価格が高く使いづらいという方には、安価に手に入るハッカ油を使って手作りするのもオススメです。
【材料】
・ ハッカ油……適量(約20滴〜40滴)
・ エタノール……10ml
・ 水……90ml
エタノールとハッカ油を先に混ぜた後(水と混ざりやすくするため)そこに水を加えれば簡単に完成です。
虫除け以外にもハッカには抗菌・消臭効果があり、身体や家の網戸などにこまめに吹きかけると良いそうです。
自分で出来る虫対策
市販の虫除けグッズを使うこと以外に、子どもの虫さされを防ぐには「こまめに汗をふいてあげること」と良いでしょう。
汗をかいたらすぐにふくことで、汗の中の二酸化炭素に反応して寄ってくる蚊を防ぐことが出来ます。
特に暑い夏、外で身体を動かして遊ぶ時には注意してあげましょう。
親子で快適な夏を
子どもはもちろん、外で一緒に遊んでいるママも全身虫に刺されてしまった!ということは少なくありません。
自然の中で遊ぶには避けようのない虫問題ですが、出来るだけ子どもの身体にも優しくしっかりと防いであげられるよう対策をしてゆきましょう。