子どもが自分で読む!夢中になる!4〜5歳向けおもしろ絵本3選
4歳頃になると、ひらがなが読めるようになる子が多くなってきます。
文字が読めるようになると、簡単な絵本も自分で読むことが出来るようになるため、本の世界がどんどんと広がります。
今回はそんなひらがなが読めるようになった子におすすめの、読めば読むほど楽しく文字の勉強にもなる絵本をご紹介します。
「ぜったいに おしちゃダメ?」/ビル・コッター作
まずはじめは親子で読み聞かせ遊びからはじめてほしいのがこの絵本。
『この絵本にはたった1つだけルールがあります。それは「このボタンを押しちゃダメ」ということ。』というこの絵本は、”押してはいけないボタンを押したらどうなる?”という心理をつき、読み進めながら遊べる新しいタイプの絵本です。
ただの絵本ではなかなか集中出来ないお子さんでも、ゲーム感覚で読み進めることで本と向き合うことが出来るのでおすすめです。
一緒に読むことでこの本の楽しさに気づいたあとは、自分一人やお友達と読み合いながら夢中になれる、子どもが声を出して笑う絵本です。
「りんごかもしれない」/ ヨシタケシンスケ 作
机の上に置かれたりんご。
「でも、これはもしかしてりんごじゃないかもしれない?」という始まりから、子どもの想像力をかき立てる絵本。
言葉のリズム感が面白いのはもちろん、身近な存在であるりんご一つから発想力をふくらませ無限に遊べることに気がつきます。
中では”あいうえお”を利用した言葉遊びも出てくるため、ひらがなが読めるようになった子にとってはさらに面白さや興味が膨らみます。
りんごだけでなく、普段の生活でも「もしかして、そうじゃないかもしれない」という視点で見ることが出来るようになり、子どもの考え方の視点を変える良いきっかけともなる絵本です。
「コんガらガっち あっちこっち すすめ!の本」/ ユーフラテス 作
NHKで人気の「ピタゴラスイッチ」の製作者が作るこの絵本は、読み進める中でも仕掛けがいっぱい。
この本では、主人公の”いぐら”が冒険する中で、しりとり遊びやすごろく遊びが登場します。
しりとりやすごろくは楽しみながらひらがなを読む練習をするのには最適な遊びです。
物語を自分で選択しながら読み進めることで、読む度に違う出来事が待っていたり、時には前のページに戻ったり!と、色々な体験をすることが出来るため、何度読んでも飽きることがありません。
”コんガらガっちシリーズ”としてシリーズ化され、他の作品も同じような仕掛けがあるものが多くおすすめです。
今回ご紹介した絵本は子どもの発想力や想像力をかきたて、楽しく遊びながら読める絵本です。
絵本を自分で読むということは、文字を読む練習にもぴったり!
是非子どもが夢中になれる絵本を見つけてみて下さいね。