ゲームで子どもを伸ばすきっかけに!親子で考えたいルール
子どもが毎日何時間もゲームをやっている、どこまで制限するべきか悩んでいる、というご家庭の声をよく聞きます。
ゲームは4〜5歳を過ぎるとスマホやゲーム機などで覚え、小中学生まで長く続いていく遊びとなっていく子も多いでしょう。
夢中になりすぎて放っておくといつまでもゲームをしている、ご飯や就寝時間にも支障が出てしまう、なんてことを防ぐためにはどうしたら?
子どもが夢中になるからこそ、伸びるきっかけ作りのルールを考えてみましょう。
子どもと一緒に”ルール”を決めよう
子どもは「こうしなさい」と言われたことよりも、自分で決めたことのほうがすんなりと頭に入ります。
ゲームを沢山やりたがるようになったら、親子で一緒に考えてルール作りをすると良いでしょう。
「ゲームは1日に何時間まで」「ゲームをしていいのは○○を終えたあとの時間」「やるべきことが出来たときには、ゲームを中断して先に行うこと」など決め毎を作り、さらにそれが守れなかったときはどうするかまでを考えます。
ペナルティをつけるというのは子どもを罰則で縛るということではなく、子ども自身が”自分との約束を守る”という大切さを理解するためのもの。
罰を受けたくないからゲームをやめようという発想ではなく、何故ゲームを何時間もやり続けてはいけないのか?視力への影響や、日常生活にきたす支障などについても話してあげながらルール作りが出来ると良いですね。
ルールに例外を作らないこと
一度決めたルールは、例外を作らず必ず守るということも重要です。
いつもと少し環境が違ったり、”今日だけは特別”とルールを破っても良いケースを作ってしまうと、子どもは守らなくても良いのかと感じてしまいます。
ペナルティまでを含め自分で決めたルールをしっかり守ることで、自分自身をコントロールするということを学んでいくきっかけとなってゆくはずです。
ゲームで伸びる個性があることも忘れずに
子どもは、何故そのゲームが好きなのでしょうか?
色々な種類のゲームが好きで様々なもので遊ぶのか、一つのゲームが好きで同じ物を何時間もやったり、クリアしてもまた繰り返しプレイするのか。
どんなものでも、子どもが夢中になる・好きであるというのは伸びる可能性があるものです。
ゲーム全般が好きなのであれば発展したプログラミングを学べるかもしれません。
またゲームの題材となるものが好きなら、その世界の知識を深めても良いでしょう。
ゲームは、遊ぶことそのものが悪いと思うのではなく、上手な付き合い方をすることが大切です。
子どもは楽しいだけでなく、自身の力を伸ばしたり成長するきっかけともなり得ることも頭の隅に置き、親子でゲームとの付き合い方を考えてみて下さいね。