【読み聞かせ】兄弟が産まれる時に、親子で一緒に読みたい絵本
ママのお腹の中にいる赤ちゃんが産まれて、”お兄ちゃん””お姉ちゃん”になるというのは子どもにとってもこれまでにない生活の変化となります。
赤ちゃんを可愛いと思っていても、今まで独り占めしていたはずのママが自分だけのものではなくなり、その新しい毎日に戸惑いを持つのも当然のことでしょう。
そんなときは是非、絵本を使って赤ちゃんとの生活や”お兄ちゃん””お姉ちゃん”になるということをイメージさせてあげましょう。
赤ちゃんを迎えるとき、お子さんの心の準備に一緒に読みたいおすすめの絵本をご紹介します。
「あかちゃんがやってきた」/作:角野栄子 絵:はた こうしろう
ママから「あかちゃんがうまれるの」と伝えられたところから、弟が産まれることに想いをめぐらせる男の子のお話。
弟が産まれたら、ベッドを動物園にして一緒に遊ぶ楽しい想像や、赤ちゃんのものばかり買うママへの気持ちなど、楽しみと不安を両面描いた作品です。
男の子の複雑な気持ちが描かれているものの、とても明るく表現されているため、みんなこうしてお兄さんになっていくんだと子ども自身がすんなりと共感出来るような絵本です。
おへそのあな/作 長谷川義史
おへそのあなから外の世界を見ている、赤ちゃん目線で描かれた絵本です。
外の世界は逆さまで、家族が赤ちゃんのことを心待ちにしている姿を見ています。
赤ちゃんってどうして産まれるの?お腹の中でどうしているの?といった疑問や、命の誕生について温かく描かれた絵本です。
お兄ちゃんお姉ちゃんになるお子さんが赤ちゃんへの愛おしさを感じたり、命を取り巻く様々な感情を優しく包み込んでくれることでしょう。
うさこちゃんとあかちゃん/作絵:ディック・ブルーナ 訳:まつおか きょうこ
言わずと知れたうさぎのブルーナ絵本シリーズで描かれる、赤ちゃんとのお話。
うさこちゃんが、産まれてくる赤ちゃんを待ちわびて贈り物をつくろうと決めます。
はじめてお姉さんになる日を楽しみに、毎日をどう過ごすのか?
可愛らしくキャッチーな絵で、2〜3歳の小さなお子さんでも理解しやすく楽しめる絵本です。
赤ちゃんがやってくるのは、家族全員にとって大きな出来事です。
上のお子さんにとっても新しい一歩のはじまり。
是非一緒に絵本を読んで、温かい気持ちで赤ちゃんを迎える準備をしてくださいね。