お役立ち子育てコラム

photo : ペイレスイメージズ　https://www.paylessimages.jp/

子どもの成長は著しいもの。中でも、0〜1歳の一年間に成長するペースは驚くほど早く、昨日まで出来なかったことが今日は出来るようになっている！なんてことがしょっちゅう。

だからこそ0歳ベビーにとっての”一日”をどう過ごすかは、様々な発達に大きな影響を与えます。

赤ちゃんが今一番興味を引くものを知って、脳に良い刺激を沢山与えてあげましょう！

生後０〜２ヶ月

産まれてすぐの赤ちゃんは、実はまだ目が完全に見えているわけではありません。

はじめは20〜30mの距離しか見ることが出来ないと言われています。

その中でも、目を引くのは黒・白・赤といったハッキリとした色味のもの。

おもちゃや絵本は、こうした色使いの物を選ぶことで赤ちゃんの興味を引いていきます。

この頃はまだ生活の中で感じる光や音に慣れるのに一生懸命になっている時期です。

朝の光やお母さんの声、聞いたことの無い音を聞くだけでも赤ちゃんは反応しています。

生後３〜６ヶ月

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生後3ヶ月頃には、赤ちゃんは手先を使って物を掴むことが出来るようになります。

興味のある物に自分から触れようと手を伸ばすようになるため、ぎゅっと握りやすいラトルを赤ちゃんの側においておくと自分で掴んで遊ぶことも。

また最初の歯が生え始める子もいる5〜6ヶ月には、何でも口の中に入れてその物の形や感触を確認するようになります。

つい「口に入れないで！」と止めそうになってしまいますが、赤ちゃんにとってはこれも大切な成長の過程。

物を清潔にしておくよう気をつけ、歯固めなど口の中に入れても危険ではない物を身近に用意してあげることで見守って上げましょう。

生後７〜９ヶ月

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ハイハイやつかまり立ち、つたい歩きがはじまるこの頃は、興味がある物のところにどんどん自分から向かうようになっていきます。

赤ちゃん一人一人にも好みの差が大きく出て、お気に入りのおもちゃが分かりやすくなる時期です。

物の形や大きさに興味を示すようになるため、同じ形で違う大きさの物を重ねて遊ぶコップ重ねや、はめこみパズルなどを楽しんで遊ぶようになります。

物を掴むだけでなく、つまむ、重ねるなどの作業もだんだんと出来るようになるため、手指を沢山動かすことで脳にたくさんの刺激を与えてあげられます。

生後１０〜１２ヶ月

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この月齢のママが悩まされることが多いのが赤ちゃんの”物を投げる””叩く”といった行動です。

しかし実はこれも成長の一つ。音を聞くだけでなく、自分の行動により音を出すということが面白く感じます。

シロフォンや押すと音が鳴るおもちゃなどはこの時期とても興味を引きやすい物のひとつ。

また、物から出る音だけでなく声もその一つ。

赤ちゃんが出した声に反応し返事をして、沢山話しかけてあげること、一緒に絵本を沢山読むことで発語を促していきます。

一人歩きをしだす子も出てくる、運動能力が伸びる時期でもあるため、のびのびと身体を動かせる場所を作ってあげるのも良いでしょう。

０歳の赤ちゃんは、毎日の生活から刺激を受けることで脳を活性化させていきます。

その時期に興味があることにどんどん触れさせてあげることで、さらなる成長を促して上げましょう。