【親子】やってみよう!赤ちゃんサインではじめてのコミュニケーション
「ベビーサイン」「赤ちゃんサイン」と呼ばれる、ジェスチャーを使用した赤ちゃんとのコミュニケーション。
言葉がつかえるようになるのは1〜2歳前後からですが、サインを使うことで赤ちゃんに物事を伝え、赤ちゃん本人の気持ちを引き出すことも出来るようになります。
赤ちゃんとのコミュニケーションの第一歩として、是非取り入れてみてはいかがでしょうか?
赤ちゃんサインとは
言葉を話せない赤ちゃんは、発達とともに学びだんだんと言葉を習得していきます。
「赤ちゃんサイン」とはそんな赤ちゃんの学びの過程の中で、大人が使いやすい身振り手振りをして意志や表現を伝えてあげることで、赤ちゃんがそれを真似して自然と意思疎通が出来るようになるものです。
赤ちゃんサインの役割
赤ちゃんサインは言葉を話す前の時期から始められるものです。
首が据わった後、周りの物や音などにも反応しはじめる6ヶ月頃〜大人がサインを見せてあげることで、手指の動きが発達してくる9ヶ月頃〜1歳にかけて、自分でも真似をして意思表示が出来るようになる子が増えてきます。
サインによって親子の心を通わせようと働きかけることで、絆を深めるきっかけを作ります。
まただんだんと意志疎通が出来るようになっていくと、子どもの理解力・言語力の発達などにはもちろん、保護者側でも「子どもに伝えられた」「子どもの気持ちが理解出来た」という感覚による育児ストレスの軽減などが期待出来ます。
どんなサインがある?
サインのやり方は様々であり、これ!と決められたものではありません。
手話に準拠したサインを真似てやってみても良いですし、各家庭でやりやすいものを創作するのでももちろん問題ありません。
はじめは2〜3つの簡単なサインを、言葉と一緒に使ってみましょう。
「おいしい」「ねんね(ねむい)」「もっと(ちょうだい)」「ありがとう」など日常によく使う言葉の中で、ご家庭で自然と浮かんだサインで大丈夫です。
無理のない環境で、その言葉を使う時には同じサインを繰り返して行っていくことで、赤ちゃんにも自然に身についていくはずです。
親子のコミュニケーションのはじまりに、赤ちゃんの発育や育児ストレスの軽減にもつながる赤ちゃんサイン。
特別な決まりはなく、今すぐにご家庭でも始められる方法です。
難しく考えずに、毎日の赤ちゃんとの関わりの中で取り入れてみて下さいね。