【生活】新年の目標を立てよう!子どもの気持ちの引き出し方とは?
新しい年が始まり気持ちも新たにまた一年のスタートです。
新年といえばその年の目標を立てるのにも適している時期。
子どもも大人も何か一つ抱負を持って一年を過ごしたいと思うご家庭も多いことでしょう。
しかし子どもに「今年の目標は?」と聞いたところで、なかなかすぐには答えが出てこないことも。
親子で一緒に新年の目標を立てる時、子どもの気持ちを上手に引き出す方法とは?
目標を立てるには、昨年の振り返りから
どんなケースでも、目標を立てるにはやはり前年の振り返りが重要です。
「昨年は楽しかったね、こんなことを頑張ったね」という会話から本人の気持ちを引き出していきましょう。
子ども本人が自分の中で一番楽しかったことや思い出となっていることを質問してみると、本人が今大切にしたいものが見えてきます。
その中で、今年はもっと出来るようになりたいことってあるかな?と子どもの気持ちを引き出していくことで、自然と目標が見つかるはずです。
具体的なイメージを子どもの心で描くことが出来ると、しっかりと目標に取り組みたいという気持ちを強く持てるようになります。
大人でいう「目標」は苦手なことを上手に出来るようにしたいという気持ちが元となることもありますが、子どもの場合は苦手なことという時点で目標に取り組む気持ちを育てにくくなってしまいます。
まずは【得意なことをもっと伸ばす目標】を立ててみると良いでしょう。
子どもの目標は一つに絞って決める
大人は仕事や家庭・趣味などジャンルに分けていくつかの目標を立てることもありますが、子どもの場合には一つに絞ってあげましょう。
子どもは複数の目標があると、どれを優先して頑張ればいいのか混乱してしまいかねません。
複数の目標を立てずとも、例えば「逆上がりができるようになる」という目標が一つあれば、練習を沢山する、その練習をする前に部屋を片付けてからお出かけする、など目標から逆算をして行動をしていくだけで生活を整えるきっかけも作っていけます。
まずは一つのことを粘り強く頑張ってみるという経験をしてみると、子どもの心の幅も広がって行くはずです。
文字にして書いてみると◎
目標が決まったら、文字にして書いてみることでより脳にインプットされます。
お正月の時期であれば簡単な書き初めのようにして家族みんなで目標を書いてみても良いでしょう。
文字にして書き出す、また書いたものを目につくところに貼っておいてあげることで、視覚的に目標をいつも目にすることとなり、子どもがふとした時に自ら取り組むきっかけとなります。
目標を持って生きることは、子どもたちのその後の人生にとってもとても大切なこととなります。
小さいうちから何か一つでも「頑張ったら出来た」という経験を重ねていくことは自己肯定感を高めることにもつながってゆくでしょう。
新年の始まり、是非お子さんと目標を立ててみてはいかがでしょうか。