【生活】もっと子どもが食べやすくなる!誤嚥・窒息を防ぐ食材調理のポイント
子どもの毎日の食事で、常に意識したいのが誤嚥や窒息の問題。
過去にはミニトマトやブドウをそのまま食べたことにより喉に詰まり死亡事故が発生したケースもありました。
喉に詰まりやすいものは小さくカットして子どもに与えなけらばならないというのは多くの保護者が理解しているはずです。
しかし大人は普通に食べられていても実は子どもにとっては食べづらい・飲み込みにくいという食材も多くあり、今回はそんな隠れ食材の調理についてお伝えします。
ウインナー
子どもが好きなウインナーやソーセージは、カットする際に輪切りにしてしまうと器官と同じくらいの大きさになってしまうため、縦に切ることを意識しましょう。
小さなおこさんには縦に切ったあとさらに小さくしてあげるとより食べやすくなります。
きのこ
弾力性があるきのこは噛み切りづらい食品の一つ。
繊維が硬いため、うまく噛めてもなかなか子どもの歯では小さくしづらいです。
はじめから1センチ程度に切ってあげることで、もし細かく出来ずにそのまま飲み込んでしまっても大丈夫になるため、きのこ類は調理する時点で刻んで入れてあげても良いかもしれません。
水菜
水菜やニラなどの細長い葉野菜は、繊維が固いため小さなお子さんではなかなか噛み切れません。
栄養として葉野菜をとって欲しいという時には、しっかりと1〜1.5cmの長さにカットしてからあげましょう。
りんご・梨
りんごや梨は小さなお子さんにとっては生のままだと固く食べづらい物ですが、噛んだときに果汁が出てくるため水分と一緒に飲み込んでいることが多くあります。
しかし噛み切った大きさによっては喉の奥で詰まり誤嚥となってしまうことも。
離乳食時期にもあげられる食材ですが、出来るだけ加熱して柔らかくするのがおすすめです。
豆類(枝豆・グリンピースなど)
枝豆やグリンピースなどの豆類は幼児食にもよく使われる食材ですが、2歳頃までの小さなお子さんには軽く潰してからあげましょう。
豆単体で食べてしまうと誤嚥の可能性が高くなってしまうため、ご飯やポテトサラダなどに混ぜてあげることで飲み込みやすくなりおすすめです。
子どもの器官は想像以上に細く歯も小さいため、大人ならすぐに食べられる物でも子どもたちにとっては難しいことが多くあります。
子どもが毎日安全に美味しく食事を食べて健やかな成長をしていけるよう、噛み切りづらいものや丸いものは必ず小さくカットすることを意識してみてくださいね。