【遊び】キャンプは学びの場!アウトドアが子どもを成長させるポイントとは
近年、屋外でのびのびと過ごすことが出来ることで大人気となっているキャンプ。
山や川に囲まれて遊ぶだけでも子どもにとっては楽しいものですが、他のアウトドアイベントと比べてもキャンプは子どもが成長できるポイントが沢山!
子どもたちが自然の中で楽しみながらも、生活を学び成長できる理由とは?
キャンプには「役割」や「仕事」が沢山!
「自分たちで準備をする」というのがどの工程にも土台としてあるのがキャンプです。
これは子どもたちにとって非常に貴重な経験となります。
例えばテントを張る作業一つにも、テントを広げる・位置を決めて抑える・ペグを打つといった作業があり、さらにテントが立った後にも中にマットを広げる・寝袋を準備するなど様々な工程が待っています。
こうした工程のひとつひとつは子どもでもお手伝いが出来る内容が多く、子ども自身が「役割」を持ち準備段階から関わることが可能です。
目標に向かい各々が「役割」を持ちつつ全員で力を合わせ、またそれを目に見えて短時間で達成することが出来るため、子どもたちは自然の中で身体を動かせるだけでなく、自信や達成感を味わうことが出来るのがキャンプの学びの根底にあるものなのです。
感謝と美味しさでいっぱいになる食事の時間
キャンプでは食事の場面でも、子どもたちが普段は体験することのないシーンに多く直面します。
普段はボタン一つで着くはずの火が、小さな火種から料理が出来るようになるまで色々な工程と試行錯誤を重ねた上で着火する流れを見ることになります。
火起こしをするにも、枝集めやうちわで仰ぐなど子どもでも「役割」を持てる部分が多くあるため是非一緒に経験していきたいところの一つです。
また普段は大人に作ってもらっているご飯でも、キャンプでは子どもにある程度任せてみても良いかもしれません。
野菜を洗い、カットする、ご飯を炊く、食器に盛り付けるといった全ての工程を間近で見る・自分で行うことで”初めての経験”が増えてゆくお子さんも多いでしょう。
食べた後には洗い物をするところまでを手伝う・間近で見ていくことで、子どもたちが普段ではあまり意識していない「生活をする上での家事」が実感できるようになるかもしれません。
眠る時に聞こえる自然の音を感じて
もちろん「役割」を果たすということだけがキャンプの学びではなく、根底にあるのが自然の中で遊び楽しむことで見えてくる発見の多さです。
一日遊んで寝袋の中で眠る時に聞こえてくる自然の音や、朝日の光で目覚める経験は屋外キャンプ以外ではなかなか体験できるものではありません。
風の音、緑の匂い、虫の声などを五感で感じ取ることで、子どもの中に新たな感情が芽生えるきっかけを作ってくれるかもしれません。
その日の楽しかった感情、充実感や家族・仲間との絆など、様々なものが多方面から子どもの心身の学びに繋がってゆくことでしょう。
レジャーとして楽しむのはもちろん、子どもの成長につながるポイントが多くあるキャンプ。この夏、是非一度家族で体験してみてはいかがでしょうか。