【子育て】親子で向き合える夏休みに!幼児からはじめる性教育
「性教育」と聞くと何からはじめて良いの?親子で性の話をどうしていったら良いの?と感じる方もいるかもしれません。
しかし現代で生きる子どもたちにとって、自分の性を自分で守る知識はとても大切なことです。
また性教育は近年「命に関する話」とも捉えられ、積極的に行われるようになってきています。
未就学の幼児から小学校低学年までのお子さんからでも始められる性教育とはどんなことがあるのでしょうか?
命の教育とも言われる性教育
性教育とは、単に性に関することを教えていく教育ではありません。
自分のことを守ること・周りの人を思いやることにもつながり、さらには命の大切さを考えるきっかけともなるものです。
義務教育の中では小学校一年生から、こうした考えのもとに身体を清潔にしていくことは大切だということを知っていきます。
保健体育だけではなく道徳や生活など様々な教科から体系的に学んでいくとされています。
まずは自分を大切にするという意識を育てる
幼児期から伝えられる性教育としておすすめなのがおむつ替えを通したおままごとです。
おむつ替えや沐浴も、プライベートゾーンを清潔にしておくことが心地良いことだと伝えられる性教育につながるもの。
おままごとの中で赤ちゃんに対して「きれいにしようね」「すっきりして気持ちがいいね」と声をかけていくのも一つの意識付けとなります。
赤ちゃんの頃からこうした声かけを自分自身がしてもらった経験と、おままごとなどを通して相手に伝えていく経験を重ね、自分や相手を大切にしていくことを身に着けてゆきます。
プライベートゾーンを理解しよう
幼児期から低学年の性教育で最も意識したいのは、プライベートゾーンの認識です。
”水着で隠れるところ”と表現されることが多く、命を作り出すところだから大切にしなければいけないことを伝えていきます。
知らない人はもちろん、知っている人も含め大切な人以外にむやみに人に見せてはいけないこと、触らせてはいけないこと、自分も触ってはいけないことを幼いころから繰り返し伝えていくことでプライベートゾーンへの認識を深めていきましょう。
性教育は親も少しハードルが高いと思いがちですが、お子さんと一緒にいる時間が長く、水着を着る機会も増える夏休み中に少しずつはじめてみてもいいかもしれません。
あまり気負わずに普段の生活の中で自然と伝えていくと、身近なこととして理解していくことができますよ。