【健康】子どもの視力低下が気になる!めがねをかけるタイミングって?
近年、近視の診断を受ける子どもたちがとても増えていると言われています。
これは視力が完成してくる6歳ごろまでの間にゲームをしたりと長時間画面を見る子が増えていることも原因の一つとされています。
視力低下が進んでいる場合、学校の授業や机に向かって文字を書くとき、日常生活で標識を読むときなど様々な場面で影響が出てくることも。
子どもにはめがねが必要なの?と迷っているご家庭も多いのではないでしょうか
まずは眼科へ行こう
小学校に入ると定期的な健康診断の中でも視力検査があり、子どもの視力低下にはこのタイミングで気が付くご家庭も多いようです。
それまで数値化されていなかった視力の度合いが分かってくるため、視力1.0未満となるB判定以下のお子さんは眼科の受診を進められます。
子どもの視力低下は単純に環境ばかりが問題ではなく、眼科に行って他の目の病気や傷が発見されることもあるため必ず受診することをおすすめします。
近視なのか・遠視や乱視なのかの判断や、これ以上視力を落とさないためにどうすべきかを相談できるため、分かり次第早めに眼科に向かいましょう。
視力低下したらすぐにめがねをかけなければならない?
とはいえ、視力が1.0未満だからと言ってすぐにめがねをかけはじめる必要があるわけではありません。
近視の場合は外遊びをして日光を定期的に浴びることで光の波長を目に取り込んだり出来るだけ遠くを見るように務めることで、これ以上の悪化を防ぎ少しずつ回復できるケースもあるようです。
子どもが見えにくそうだからという理由からではなく、まずは医師の診断に従いめがねの必要性を考えましょう。
はじめは必要ないという判断だった場合でもその後の視力によってはめがねを作ることになる可能性も十分にあり得るため、学校の視力検査だけでなく眼科での定期検診を行っていくと安心です。
めがねのかけはじめに注意したいこと
眼科での検査後には子ども用サイズのめがねを取り扱う眼鏡専門店に行きましょう。
めがねは柔軟性が高く動きが大きい子どもの頭にしっかりとフィットしてくれるものを選ぶと子ども本人も使いやすいでしょう。
また破損時などのアフターケアや補償についても調べておくのがおすすめです。
子どもがめがねをかけはじめたら、日中は出来るだけつけたままの状態で過ごしていきます。
子どもの目の発育のためには常に視力矯正された状態であることが有効だと言われています。
つけ外しを繰り返すことで目のピントが合いづらくなり負担をかけたり、また破損や紛失の可能性も高くなるため出来るだけかけ続けているのが理想です。
小さなお子さんが毎日めがねをかける生活にとまどうご家庭もあるかもしれません。
しかし本人の快適な生活や今後の未来のために、視力低下がみられる子どもにとってめがねはとても大切なものです。
早期対処で改善に向かう可能性も大いにあるため、子どもの視力が気になり始めたら早めに眼科を受診してみてくださいね。