長引きやすい夏風邪対策!毎日しておきたい予防法

暑い夏だからといえ、油断出来ない体調不良。
夏風邪は長引きやすく、なかなか本調子に戻るまで時間がかかることも。
子どもの風邪がようやく治ったと思ったら、今度は看病をしていた大人がダウン!なんてこともあるから要注意。
せっかくの夏休みを台なしにしないために!風邪をひく前からしておきたい対策法って?
どうして夏風邪は長引きやすい?
よく“長引きやすい”と言われる夏風邪。夏に湿気が多い日本は、ウイルスにとって居心地が良く増えやすい環境となってしまいます。
普段以上に蔓延しているウイルスの多さに加え、身体は気温の変化による食欲不振が起こりやすく、休暇が続いて生活リズムが崩れ免疫力が低下しやすくなっています。
このため夏風邪はかかりやすく治りにくい状態が続くことが多いといえるようです。
特に集団生活をする子どもは一人が感染すると、菌のもらいあいで菌をなくすのは難しくなりがち。
この時期であってもインフルエンザにかかり、稀に幼稚園が学年閉鎖になるとというケースも耳にするので驚きです。
夏風邪予防対策
・まずは基本の手洗いを
かかってしまったら治りにくい夏風邪だからこそ、まずは”風邪をひかない”という予防が大切です!
鼻や口などの粘膜に触れやすい手指は、特に外出から帰ったら清潔にしておくことが予防の第一歩。
外から帰ったらまずは手洗いうがいを親子で一緒にする習慣をつけましょう。
また外出先でおやつや食事をとる場合にも、必ず食べる前には手を清潔にすること。
この時期は小さなウエットティッシュを常に持ち歩いておくと、手を拭いたり汗を拭くのにも心地よく使えるため便利です。
・免疫力アップする食事を心がけて
風邪をひきにくい身体を作るには、免疫力を意識することが大切です。
子どもが食べやすい食材でオススメなのが”ヨーグルト”。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は免疫力アップに役立つとともに、腸内環境を整えてくれるため老廃物の排出をスムーズにしてくれます。
身体に溜め込んだ余分なものを外に出すことで、しっかりと新しい栄養を身体に取り込むリズムを作ってくれますよ。
ジャムやはちみつ(1歳以上)を加えて朝食やデザートとして食べたり、ヨーグルトドリンクなども飲みやすく子どもが喜びながら取り入れられます。
・規則正しい生活で体力作りを
楽しいレジャーが沢山あり長い夏休みに入る子どもたちは、この時期生活リズムが崩れやすくなります。
親もついつい明日は休みだし……と気が緩み、寝る時間が遅くなってしまうことも。
睡眠不足は日中の活動力を低下させ、食欲不振の原因にもなります。
お休みだとはいえ、たくさん遊んだ後にはいつも通りの時間に眠り、規則正しい生活を心がけましょう。よく食べ、よく眠り、よく身体を動かすことが健康の基本です。