【生活】小学校入学準備!一人で通学する子どもの安全対策、どうすればいい?
卒園・入学を控える年長児さんがいるご家庭では、もうすぐやってくる小学校生活に向けてドキドキしているのではないでしょうか。
小学生になって気になるのは通学や下校時の安全面です。
子ども一人で登下校を行うケースも多くあり、ちゃんと学校についたかな?下校時刻を過ぎているけどなかなか帰ってこない……と親としては心配になることも。
これから一人で通学や習い事に向かうお子さんに、安全対策で出来ることとは?
GPS機器の活用で、位置を把握
一人で歩くようになったら導入するというご家庭が多いのが、GPS機能を持つ電子機器です。
公立小学校などではスマートフォンの持参は禁止となっている学校がほとんどですが、GPSなど安全機能のみの機械をランドセルにつけておくことは可能です。
最近では位置情報だけが把握できるもの・音声通信やメール機能がついているものなど様々な種類のものが販売されています。
音声通信機能がついている機器の場合には月額料金がかかるものが多くあり、小学校6年間の長期間を考えると何を選ぶか検討も必要です。
高学年になるとキッズスマートフォンを持つ選択も増えてくるため、機能面・長期でかかる料金を見ていくことが機器の種類を選ぶポイントです。
防犯ブザーは小学校から配布されるケースも
事件や事故があった時、不審者に遭遇した時に使用できると安心なのが防犯ブザーです。
近年では学校や習い事先から配布されるケースもあるため、お子さんと一緒に使い方を確認しておくと良いでしょう。
カバンの持ち手など何かあったときすぐにブザーを鳴らすことが出来る位置につけるのが一般的ですが、低学年のうちはどうしても触れてしまい何でもない時に大きな音を鳴らしてしまうことも。
危険なこと、助けてほしいことがあった時だけに使うものだということをきちんと説明しておくのも大切です。
緊急連絡先と連絡方法を確認しておく
予想外の事件や天災に巻き込まれる可能性も決してゼロではありません。子どもが一人の時に事故があった場合や、保護者と連絡を取る必要がある時のために必ず緊急連絡先の電話番号などを持たせておきましょう。
多くの小学校では連絡帳などに緊急連絡先を記載する欄がありますが、学校から一歩外に出た時に子ども自身がそれを把握しておくことも大切です。
①万が一何か困ったことがあり、パパやママと連絡を取りたい時に電話をする番号の確認
②最寄りの公衆電話の場所の確認と使用方法(緊急用に必要な小銭も持たせておく)
③近隣で助けを求められる場所を確認(店舗や近所の知り合いの住宅など)
④通学路から一番近い交番の確認
お子さんに合った方法で、保護者と離れている際の緊急時にどうすべきかを親子で話し合って決めておくのが安心です。
通学路の環境や地域の特性にもより、ご家庭に合った方法で新生活を迎えるお子さんの安全対策について考えてみてくださいね。