【生活】『ご飯を早く食べなさい!』を言わない朝にする方法って?
バタバタする朝、ママが頭を悩まされるのはご飯を食べるのが遅い子どもたち。
出発時刻が目前に迫っているのに、のんびり食べているお子さんについ「早く食べなさい!」と声を掛けてしまうこともあるのではないでしょうか。
朝の栄養をしっかりと摂ってほしい、でも時間がない!というご家庭におすすめの方法をご紹介します。
食材はいつもより小さめにカット!
子どもがご飯を食べるのが遅くなる原因としては、食道が細いため一度に食べられる量が限られているというのも理由の一つです。
食材が大きい場合や、繊維が多いお肉や野菜・子どもの歯では噛み切りづらい皮がある食材などは特に飲み込みづらいと感じてしまいます。
よく噛むのも大切なことではありますが、朝ご飯ではこうした“飲みこめない”を防ぐ食材を意識してあげるとよいでしょう。
固めの肉類は避け、焼き魚などは小さめにほぐしてあげます。
野菜も普段よりも少し小さめにカットしてあげることで、飲み込みやすさをUP!どうしても飲み込めずに次の食事に進めないというのは子どもにとっても辛いもの。
小学校低学年頃までは小さめカットを意識することで、ぐんと朝ご飯時間のストレスが減らせます。
割り切って好きなものを中心に
普段の食卓では様々な食材から栄養を摂ってほしいと工夫をこらしているご家庭もあることでしょう。
しかし、朝ご飯だけは好きなものを中心に出してあげると割り切ってしまうことも悪くありません。
子どもが喜んで食べられそうなパンやフルーツを子どもの好みに合わせつつ選ぶことで、喜んで食べてくれるように!
基本的に朝ご飯では炭水化物・ビタミン・タンパク質の3種類が摂れていることを意識していれば、品数が少なくても問題ありません。
好きなものを食べられる量だけ提供する、というのも朝ご飯をスムーズにするポイントです。
朝ご飯メニューはルーティーン化が◎
朝は30分~1時間程度の短い時間で食事や身支度を行うご家庭も多いことでしょう。
食事は料理をする作業だけでなく【献立を考える】というのも労力を使うものです。
子どもの好きそうなメニューを何種類か考えておき、平日の朝はそれをルーティーン化してしまうというのも一つの方法。
朝ご飯に必要な食材の購入と調理時間についても基本が決まってくるため、準備の負担が少なくなります。
時間と心に余裕ができることで、子どものケアもいつもと違う気持ちで出来るかもしれません。
今日は絶対!という日の切り札【お弁当箱】
好きなものやルーティーン食材が続くことで朝ご飯の雰囲気がマンネリ化してしまっているときや、今日は絶対に早く出発したい!という日などにおすすめなのが【お弁当箱に朝ご飯を詰めること】です。
普段は使わないお弁当箱で食事をするというだけでも子どもの気分はウキウキ!楽しそうに食べてくれるでしょう。
またお弁当箱は限られたスペースに食材を入れていくため、量が多すぎて食べきれないということも防いでくれます。
忙しい朝ご飯の時間はつい焦ってしまいがちですが、本来はしっかりとお腹を満たして一日を気持ちよく始めるスタートの時間です。
親子でストレスなく美味しく食事を楽しめるよう、無理せず工夫をしてみてくださいね。