【子育て】子どもの目標設定を行う上で知っておきたいポイント4つ
新年になると、その年の抱負や目標設定を行う方も多いでしょう。
子どもたちにも目標を持って一年を過ごしてほしいものです。
しかし突然「今年の目標は?」と聞いても子どもには難しく、なんとなく掲げた内容では特に意識せずに一年を過ごしてしまうことも。
自ら目標を設定し、それに向かって努力する一年は子どもにとって大きな成長へと繋がります。
より良い目標設定とそれに向かった過ごし方のポイントをご紹介します。
達成が出来る範囲内での目標
目標を立てるとき、その難易度はとても重要なこととなります。
あまりに簡単すぎるものでは努力をしなくても達成できてしまい子どものさらなる成長が望めません。
しかし逆に難しすぎる設定をしてしまうと、頑張っても達成できなかったという結果になる可能性もあり、こどものやる気をそいでしまうことにもなりかねません。
目標設定をするときには、あと一歩頑張る必要があるけれど努力次第で達成できるというレベルを本人に応じて見極めてアドバイスをしてあげましょう。
具体的な数値・内容を持つ
例えば「サッカーを頑張る」「毎日早起きをする」「算数を頑張る」などといった抽象的な目標は、何に対してどう努力するべきなのかが子どもには見えてきません。
目標設定の上では、「リフティングを6月までに10回・12月までに20回できるようにする」など具体的に数値と内容を決めるのが大切です。
「早起きをするために9時までには寝る」など、自分が目標のためにすべき行動が見えるような形で文章にしてみましょう。
目標としたい理由を明確に
目標達成のために自発的に努力するには、達成したいという気持ちが重要となります。
なぜその目標を立てたのか・何のためにそうなりたいのかを一年のはじめに親子で話し合い引き出してあげることができると、本人の心の持ち方が大きく変わるはずです。
親から言われた目標では努力を続けることが苦痛になったり、長続きがしないこともあるでしょう。
本人がなりたい自分になるための目標設定を行い、明確に理由を持てるようにしてあげましょう。
達成のために何をするべきか考える
目標が決まったら、そこで終わりではありません。次に達成のために何をするべきかを一緒に考えてみましょう。
大きな目標を立てた後にはそのために必要な小さな目標や習慣を考えることで日々の努力へとつながり、子ども自身もより実践がしやすくなります。
具体的にやるべきことが見えてくると日々のスケジュールにも組み込みやすく、本人の意識も上がっていくでしょう。
大きな目標と、そのための毎日の習慣を紙に書いて部屋に貼っておくのもおすすめです。
一年のはじめにたてる目標は、そのための努力と達成感で子どもの成長につながるとともに自己肯定感を高めてくれるでしょう。
親子で頑張りたいことを再確認するするきっかけとしても、是非話し合ってみてくださいね。