【教育】時計の勉強はいつからはじめる?子どもが楽しく学べる方法とは
写真:https://www.photo-ac.com
規則正しい生活や時間管理にはとても大切な時計の読み方。
「時間通りに行動しよう」「何時になったらお風呂に入ろう」と子どもに伝えても、時計が読めない子の場合には理解が進まずうまく動くことができません。
では、何歳ごろから時計の勉強をはじめるのが良いのでしょうか?
子どもが楽しく取り組める時計の覚え方とは?
数字が読めるようになる3~4歳ごろからが◎
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本格的な学校での時計の学習は小学校1年生からはじまります。
正確に読めるようになるべき基準は小学校入学後でも問題はありませんが、1~10までの数字を数えて読むことが出来るようになる3~4歳ごろから時計の概念が分かるようになってきます。
小学校入学前から少しずつ自宅で時計の学習をはじめることで、自分から時間を見て行動ができるようになり、またゆっくりと習得し準備していくことができるでしょう。
アナログ時計に触れる機会を増やそう
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現代ではデジタル表示の時計も多く、まずアナログ時計をきちんと見たことがないという子も一定数いるでしょう。
まずは自宅にアナログ時計を置き、親しむことが大切です。
1~12までの全ての数字が読みやすく書いてあるアナログ時計を準備し、リビングなど家庭で多くの時間を過ごす場所に置いてみましょう。
まずはじめは数字の確認から、「これはなんという数字?」とクイズ形式のように読み方や配置などを一緒に覚えていきましょう。
短い針を読んで「なんじ」を覚える
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時計を読む練習をするとき、まずは短い針がどこにあるかを考える練習からはじめましょう。
今短い針はどこにあるのかを確認して、「今は2時だね!3時になったらおやつを食べよう」などと実際の生活と照らし合わせながら会話をしていくことがおすすめです。
実際の生活と合わせながら時計を見ていくことで、昼や夜の感覚と結びつき身につきやすくなっていくでしょう。
慣れてきた頃には、今何時?と問いかけをしてみながら本人が理解しているときには沢山褒めてあげることで、本人のやる気や時計への興味も増していきます。
「ちょうど」と「なんじはん」から順番に
短い針の読み方が分かり何時かが見えるようになったら、次には12の位置が「ちょうど」6の位置が「30分」「なんじはん」だということを覚えていきます。
30分単位というのは生活をするうえでも取り入れやすい感覚のため、「7時から7時30分の間でご飯を食べ終えよう」など目標などにも取り入れやすいものです。
こうした目標の取り入れは、おのずと「あと何分?」といった会話から他の数字が表す分数や、数字の間隔が5分ごとであることなどを自然と覚えていくことができます。
また時間管理にも繋がるため、是非取り入れていきたい方法です。
子どもの時計の学びには、絵本や可愛い時計など興味がひきやすいものを利用したり、クイズを取り入れてみることで楽しく続けることができます。
また感覚的に時間を身につけていけるよう親子の会話にも普段の生活に紐づけて沢山取り入れてみるとよいでしょう。