朝のお別れで大泣き!入園直後『幼稚園行きたくない』への対処法
新生活がはじまってから、すぐにその生活に慣れる子がいればそうでない子もいるでしょう。
楽しみにしていたはずの園生活でも、ママとはなれるのが寂しくて毎日別れ際には大泣きしてしまうという子も珍しくはないはずです。
「幼稚園に行きたくない」と言われるとママも困ってしまいますよね。
そんな子どもへの対応を考えてみましょう。
はじめは泣いても当然です
ママやパパがいない環境・知らない場所でのこれまでと違う生活は、子どもが不安になるのも当然です。
特に入園時期はほとんどの子どもが緊張しながら登園しています。
それまで一時保育などで母子分離を経験してきた子であっても、その空気感にのまれて泣いてしまう子も多いようです。
はじめは泣いている子でもお友達が遊んでいる姿を見て、園の先生との信頼関係が出来てくると必ず毎日笑顔で登園していくようになるはず。
子どもが泣きながら登園していく姿を見るのは親も辛いですが、園に慣れるまでは泣いてしまっても当然という気持ちをもっていてください。
必ず迎えに来ること、また会えることをよく伝えて
園に行きたくないと言う子には、「幼稚園ではみんなとお歌を歌えるよ」「ボール遊びが出来るよ」など幼稚園で出来る遊びを教えてあげましょう。
登園が楽しみになる気持ちを持たせつつ、ママは毎日必ずお迎えに来るということ、お友達と楽しく遊んでいればまた会えるということをよく伝えてあげてください。
ママが不安そうにしていると、子どもはさらに不安になってしまいます。
別れもお迎えも笑顔でいることで、園は怖くない場所だと伝わるはずです。
心配な時はまず園に相談を
園への送り迎えや家にいても大泣きしてしいる我が子を見ていると、まだ入園は早かったのかも?この園には合っていないのかも?と思ってしまうことがあるかもしれません。
しかしママといる時は泣いている子でも、お別れするとぴたっと泣きやみ遊んでいるという子も少なくありません。
甘えたい気持ちや寂しい気持ちを分かってほしいアピールで泣いているという場合も多いため、泣いてしまう子どもを心配に思う時はまず先生に園での様子を確認してみましょう。
家でも園でも一日中泣いているという時には子どもの精神衛生上にも注意してあげる必要がありますが、園で楽しく遊べている時間があるのであれば、少しずつでも必ず慣れてゆくはずです。
泣いて登園していく子どもを見るのは親として辛い気持ちもありますが、多くの子がそんな経験を通して新しい集団生活に慣れ、学び、成長してゆくものです。
お別れに泣いてしまう子であっても、焦らず長い目で見て愛情いっぱいに子どもを迎えてあげましょう。