公園が楽しい季節!砂遊びが子どもに与える効果とは
暖かくなり、外遊びに出るのが楽しい季節となりました。
この春を機に、昨年までは乳児で出来なかった砂遊びデビューをしてみよう!というご家庭も多いのではないでしょうか。
砂遊びには、実は知られざる子どもへの効果が沢山あるんです。
素晴らしい効果を知って、もっと親子で公園遊びを楽しみましょう!
砂遊びの効果①感覚・操作性の向上
砂はサラサラしていたり、濡れると質感が変わったりと形や触感が自由に変わるもの。
その時々によって色や触れた感触、匂いや重さなどの違いを子どもの身体で実感することが出来ます。
その度に脳には刺激が送られ、子どもの脳のシナプスが繋がってゆきます。
また砂をつまむ・つかむ・にぎる・などの動作や形を作るには、手指の動かし方や力の入れ方にも工夫が必要。
動きを重ねていくことで、子どもは様々な動作を覚えてゆくようになります。
砂遊びの効果② 社会性の発達
公園のお砂場には、同年代から小学生までの子どもたちが沢山!
時にはお友達が使う砂場遊びの道具を欲しがってしまうこともあります。
そんな時に貸し借りをする経験をしたり、我慢するという経験を重ねることで、子どもは家族以外の周囲との関わりを持つことに。
4〜5歳頃になるとお友達との共同作業で何かを作り上げることもあり、砂遊びを通して人間関係を深め、社会性を発達させてゆくきっかけとなってゆきます。
砂遊びの効果③ 自己肯定感を高める
自分がやってみたいと思うことを、その場で自分の手や身体を使い達成することが出来るのが砂遊びの良さでもあります。
それは砂でボールやお城を作ったり、バケツで水をこぼさず組み入れたり……と砂遊びをする中で様々な行程で感じられる部分です。
やりたいことを自分の力で出来た時には達成感を感じることが出来るため、自己肯定感を高めることにつながるでしょう。
もし失敗してしまった時には何度も挑戦することで、集中力や忍耐も身につけるきっかけともなります。
公園で様々な空気や自然、物に触れるだけでも小さな子どもにとっては素晴らしい刺激になるものです。
お外に出るのが気持ち良いこの時期は汚れてもOK!と割り切ってお着替えを持ち、公園に足を運んでみてはいかがでしょうか?