家庭によってあげているものは様々?!お友達との”お菓子”シェア問題対処法
2〜3歳になり歯もしっかり生えてくると、もう味付けも固さも大人と同じものを食べているというご家庭も多くなってくるでしょう。
しかし、家庭によっても差が出やすいのが子ども達の間食について。
市販のお菓子をあげている・あげていない、チョコやグミ・キャンディは食べているかなど方針が分かれやすくなっています。
夏休みが近づき、お友達と一緒に遊びに出かけたりお菓子を食べる機会も増えてくるこの時期、注意しておきたいことって?
大人数で集まるときは、事前にそれとなく確認すると◎
写真:https://www.photo-ac.com
子ども達が集まって遊びに行ったりお友達の家にお邪魔するときなどには、みんなでシェア出来るようなおやつや手土産を持っていくことが多いものです。
そんな時に、チョコレートやキャンディなどを持っていくと「うちの子はまだ食べてないの」と言われてしまう可能性も!
実際に筆者も3歳息子のお友達5家族との集まりの際、我が家ではラムネやグミ、キャンディも食べていたものの、他の4組では全員あげていなかった!と聞き驚いた経験があります。
他の同年齢のお友達では同じようなお菓子やチョコレートを食べているというご家庭も多く、コミュニティによっても雰囲気は様々。
何組かの家庭で持ち寄りをするという場合には、それとなく「アレルギーはある?お菓子は普段どんなもの食べてる?」と確認をしておくと、お互いの家のルールや雰囲気が分かりやすくなります。
様子が分からない場合には子どもが食べるお菓子には虫歯になりやすく砂糖が多いお菓子を持っていくのは避けた方が無難。
またお菓子に限らず食べ物を子どもに渡す時にはアレルギーの可能性も考え、あげる前に必ず保護者の方に食べられるものか聞くようにしましょう。
他の子が食べているのを見たり、見たことの無い物を見たら子どもが食べたくなるのは当然なので、”子どもに見せる前の確認”というのがポイントです。
時間や量も様々
お菓子を食べる時間や、あげる量も家庭によっては様々で当然です。
休日になると一日中欲しがってしまい食べている!という家もあれば、きちんとおやつの時間を決めて一つだけ、という場合も。
特に一日中食べてしまう……というご家庭では、お友達と会う前に子どもと「今日はみんなで遊びに行くから、同じ時間におやつを食べようね」と約束をしておくと良いでしょう。
子どもにとっても自分の気持ちをコントロールしたり、協調性を育てるきっかけとなるはずです。
家庭の差を認めあい、柔軟な考え方を
家庭によって子育ての方針や健康への意識は違って当然。
甘いものを沢山食べても虫歯にならない子もいれば、市販のお菓子はあまり口にしていないのに虫歯になりやすい、ということもあります。
それぞれの差を認め合い、普段はそんなにお菓子をあげていないというご家庭でも「この日だけはOK!」と柔軟に考えて子どもと「お友達といるときは特別」とルールを決めるなど、上手に楽しい時間を過ごせると良いですね。