分散登校で要注意!親子で再確認したい交通ルール
新型コロナウイルスの影響で休校していた学校が、分散登校の形で再開している地域も増えてきています。
普段と違う時間帯に登下校を行うことで、車の往来が増える時間帯に道を歩くことも増え、今子どもの交通事故の増加が懸念されています。
特に小学校低学年のお子さんが子どもだけで道を歩く時のルールを、この機会に親子で再確認してみてはいかがでしょうか。
横断歩道以外は渡らないこと
赤信号は渡らないなど、基本的な交通ルールを守るのはもちろんのことですが、横断歩道以外の場所で突然の横断を行わないことも小さなお子さんにとっては重要なことです。
突然の飛び出しなどで予期せぬ事故が起こるケースも。
また、青信号が点滅している場合にはもうすぐ赤に変わるということも忘れずに。青が点滅しだしたら急いで渡らないよう確認しておくと良いでしょう。
歩道のない細道、曲がり角には要注意
登下校のルートに選ばれやすい、住宅街の細道にも注意が必要です。
こういった道には歩道や白線がないことも多いため、背の低いお子さんが見えずに思わぬ事故になってしまうケースもゼロではありません。
歩道がなくても道路の端により歩くこと、また曲がり角では必ず車が来ていないことを確認してから通ることを教えてあげましょう。
細道の曲がり角で走って飛び出してしまうと、知らずに進んできた車との事故が起こる可能性もあります。
道路の近くで遊ばないこと
大人に比べ子どもは視野が狭く、実際に見えている範囲の少なさや危険な状況の判断というのが難しいという特徴があります。
例えば道路の近くや歩いている最中に夢中になって遊んでしまうと、普段は見えているはずの車に気がつかないこともあり大変危険です。
歩いている最中にはふざけて遊ばないことを約束しておきましょう。
また、とても多いのが駐車場内での事故。
車が停車していると思い込んだ状態で広いスペースの駐車場で遊んでいると、子どもの存在に気がつかなかった運転者との事故が起こりかねません。
大人も交通ルールを守り、一緒に確認しましょう
子どもの交通ルールを守る意識を作るには、大人もしっかりと交通ルールを守っている姿を見せることが重要です。
大人が子どもの前で赤信号を渡るなどということは絶対にあってはなりません。
本格的な学校再開の前に一度親子で登下校ルートを実際に歩きながら、注意するべきポイントを確認してみるのがおすすめです。
不幸な事故が起こることのないよう今一度交通ルールを確認して、楽しい学校生活にしてくださいね。