熱中症にならないために、実行したいマスクの暑さ対策
マスクをして外出するのが”当たり前”となってきた今。
幼稚園や小学校への登園にもマスクは必須条件となっていることが多いでしょう。
ただでさえ暑い夏にマスクは息苦しく、体温が上がりやすい子どもたちにとっては息苦しさを感じたり熱中症の危険も否めません。
マスクをしながらでも出来る暑さ対策を知り、熱中症にならない正しいマスクとの付き合い方を考えてみましょう。
「新しい生活様式」の中で
厚生労働省が発表する「新しい生活様式」の中では、
・気温や湿度が高い中でのマスク着用には注意が必要であること
・屋外で人との十分な距離(2m以上)を確保出来る場合はマスクを外すようにする
・マスクを着用している場合には、強い負荷の作業や運動を避ける
・人との距離がとれる場所で一時的にマスクを外し休憩する
・喉が渇いていなくても水分補給を十分にする
などのことが発表されています。
熱中症は、暑さの中で身体から熱を放出できずに体温が上がることから起こるとされています。
マスクをしているときには、蒸れや呼吸のしづらさから熱中症を起こしやすい状況が作られてしまうことが分かります。
子どもと”マスクの使い方”について話してみよう
子どもながらに世界の情勢を理解し、マスクをして出かけるということをすんなりと受け入れてくれる子も多く見られるようになってきました。
登園が開始すると親の元を離れ集団生活をするため、熱中症を避けるためにも今一度マスクの使い方に付いて子どもと話しておくのをおすすめします。
子どもは0か100で物事を考えてしまいがいちなので、「マスクは絶対に外してはいけないんだ」と思い込んでいる場合には危険です。
マスクは必要なものであるけれど、息苦しいときや具合が悪いときには先生に伝えて外して休んでも良いことを改めて伝えておいてあげると良いでしょう。
とはいえ、子どもはなかなか自分で伝えるのは難しい場合も。
保護者が側にいるときには、適宜マスクを外し水分補給をを促したり、子どもの顔色を確認するのを忘れないようにしてあげましょう。
冷感マスクや、暑さ対策アイテムを活用して
最近では、さらりとした素材で肌にあてるとひんやり感じるという夏用の冷感マスクの販売も増えてきたようです。
高学年や大人であればハッカのスプレーなどを使い清涼感を求めたり、携帯扇風機を使用することも出来ますが、低学年や未就学時の場合にはなかなか難しいものです。
冷感マスク以外にも、濡らすとひんやりと冷たくなる冷感タオルや保冷剤等の暑さ対策アイテムを利用してあげることで、熱中症を防ぎながらもコロナ対策を行い、これまでとは違うこの夏を乗り切ってゆきましょう。