どうする?姉妹のお雛様!二人目の女の子にもおすすめの雛飾りとは
女の子の幸せを願う”雛祭り”。はじめての女の子には大きな雛壇を購入した!というご家庭でも、二人目・三人目と次に産まれた女の子の雛飾りはどうすべきか悩むことも多いでしょう。
お雛様は本来、女の子一人一人を守るためにその子独自のものを用意してあげるというのが習わし。
出来るだけ二人目以降のお子さんにもその子のための雛飾りを用意してあげたいところです。
飾る場所や既に持っているお雛様を考えたとき、二人目以降の女の子にもおすすめの雛飾りとは?
木目込み雛人形
一人目の女の子で大きめの雛壇を用意したというご家庭にまずおすすめなのが、木目込みの雛人形です。
木目込み人形とは、木製のお人形に友禅などの布地を入れこみ作られたもの。
段飾りよりもコンパクトなものが多く展開されています。
衣装着タイプのお人形と比べ、着物を着せたり小物を持たせる準備が少ないため飾るのにも手間がかかりません。
柔らかく優しい表情をしたお人形が多いのが特徴です。
大きさは可愛らしい木目込み人形であっても、お子さんの成長をしっかりと見守ってくれるはずです。
つるし雛
一般的に想像されるお雛様は雛壇や箱形に飾られる人形タイプのものですが、昨今人気を集めているのが”つるし雛”と呼ばれるお飾りです。
小さなお人形が糸につるされた可愛らしい飾りで、既にお持ちの雛飾りの近くに飾っても華やかになります。
チェストの上や窓際など、スペースを取らずに飾ることが出来るのも魅力的。
横幅や奥行きをとらずに飾ることが出来るため、コンパクトなマンション暮らしの方などには特におすすめのお飾りです。
掛け軸や立て札・市松人形や羽子板を揃えることも
一人一人に雛飾りを用意してあげたい気持ちはあれど、どうしても子どもの人数分のお雛様を飾るスペースがないというご家庭もあることでしょう。
そうした場合には、掛け軸や立て札などでお子さん一人一人の名前が書かれた物を用意して飾るという選択も一つです。
また市松人形や羽子板など、既にあるお雛様と並べて飾り華やかになるものを選んであげても良いでしょう。
最近では、ガラス細工などで大きさも小さく、出窓や玄関先に飾ることが出来るサイズのものも増えてきています。
段飾りにこだわらなくとも、大切なのは、一人一人のお子さんを想い用意してあげること。
ご家庭により、スペース・金銭面でバランスが取れる物を選んで準備してみてくださいね。