【幼稚園】行きたくないとぐずる時、どう対応する?
はじめての集団生活、まだ小さな年少さんや年中さんは「行きたくない」とぐずることもあるものです。
泣いて嫌がる子どもを無理にでも登園させるべきか、悩むご家庭もあるでしょう。
登園拒否をするお子さんに、どう声をかけ対応したら良いのかを考えます。
行きたくない理由を聞いて共感してあげよう
まず大切なのは、何故子どもが幼稚園に行きたくないのか?という点です。
多くは「ママやパパと離れるのが寂しい」ということですが、幼稚園の方針や内容が合わず、苦しい思いをしているケースもありえます。
大人にとっては大したことがないと感じることでも、子どもにとってははじめての出来事や感情が多く、うまく自分の中で処理出来ないことも。
まずはお子さんに行きたくないと思う理由を聞き、その気持ちに共感してあげましょう。
ママと一緒にいたい、というお子さんには「ママも一緒にいたいなと思うよ」と同調してあげるだけでも安心感を与えてあげることができます。
幼稚園は楽しいというイメージを持たせる
朝は行くのを嫌がっていても、いざ登園するととても楽しそう!というケースはよくあること。
幼稚園に行く回数が増えるごとに、お友達ができたり園は楽しい場所だということが分かってきて登園拒否も少なくなることが多いですが、はじめは未知の場所で不安が多くても当然です。
登園グッズに本人が好きなグッズを入れてあげることで、幼稚園に行って使うのが楽しみになったり、幼稚園を題材にした絵本を読んで園生活のイメージをふくらませてあげるのも良いでしょう。
登園して帰ってきたときには、その日の出来事を聞いて「すごく楽しかったんだね!」とふりかえってあげることで、幼稚園に行って楽しい一日だった、ということを子どもの心にも刻むことが出来ます。
気持ちに寄り添い、時には休むこともあり
あまりに嫌がることが多いときは、時に休むという選択をしても良いかもしれません。
大人でも、頑張りすぎると疲れてしまうものです。
休み癖をつけないためにも「今日だけおやすみをして、明日は必ず行こうね」など約束を決めて、気持ちに寄り添ってあげることでまた元気に登園するきっかけとなるかもしれません。
ご家庭の方針は様々ですが、無理矢理にでも登園させなければ、と思う必要はありません。
子どもながらに頑張っているのだということを認めてあげて、休息を与えてあげるのも一つの選択肢です。
新生活は慣れるまで親も子も大変ですが、幼稚園は楽しい場所だと分かればだんだんと慣れていくはずです。
焦らずに、それぞれのお子さんのペースで進んでいってくださいね。