【健康】成長期のお子さんへ!子ども用メガネ選びの大切なポイント
近年、スマホやタブレットを使う時間が増えた子どもの視力低下が目立ちます。
学校の視力検査で低下を伝えられ、いよいよメガネが必要になってくるお子さんもいらっしゃることでしょう。
子ども用メガネは、大人とはまた違った成長期ならではの選び方があります。
お子さんの健やかな毎日のために、ポイントをチェックしておきましょう。
まずは眼科へ行こう
子どものメガネを作るか迷った時、まず最初にするべきは眼科に行くことです。
多くのお子さんが視力の低下に気がつくタイミングは、定期検診や園や学校での健康診断での結果ということが多いようです。
ここでは大体の視力の結果が掲示されるため詳細で正しい視力検査は改めて眼科に行くことが推奨されています。
このため、まずは眼科でお子さんの視力や見え方のタイプを正しく診てもらうことが必要です。
フィットしてズレにくい、がポイント
子どもは大人よりも動きが大きく、体育の時間などでもメガネが必要となる子は特に「ズレにくさ」を重要視してあげるのがポイントです。
かけたときにすぐに鼻先までメガネが落ちてしまったり、斜めになってしまうようであればサイズが合っていない証拠です。
テンプルと呼ばれる耳にかける部分が長めでしっかりと耳の下まで引っかかる作りのものを選ぶことで、ズレにくくなります。
また、メガネを買うときにはメンテナンスの有無もしっかりと確認しておきましょう。
子どもは頭の大きさも徐々に大きくなるため数年に一度の買い替えが必要となりますが、お店によってはサイズ調整の対応をしてくれるケースも。
また子どもは大人よりも大胆にメガネを扱いがちです。落としたり壊れたりしたときの保証を初めにチェックしておきましょう。
付けているときの負担を軽減するため軽さを重視してメガネを選ぶのも一つですが、弾力があり衝撃に強い形状記憶素材のフレームもおすすめです。
軽さや強さと合わせて、お子さんが好きな色やかけ心地のものを一緒に選ぶことができると良いですね。
正しくメガネをつけることで、より充実した毎日を
視力は6歳ごろに完成されると言われています。
ただし、しっかり・はっきりと物が見えることで視力は向上する可能性があり、度の合ったメガネをかけることは見えづらい中で過ごすよりも大切なことです。
小さな子どもにメガネは可哀想……といった声が聞こえることもありますが、決してそんなことはありません。
もし子どもに視力の低さが懸念された場合には、出来るだけ早めに適切なメガネを見つけてあげましょう。
鮮明に見えることで世界が広がり、より充実した豊かな毎日が過ごせるはずです。