【生活】家族が多いと電気代もかさむ?!子どもと一緒に取り組みたい節電方法とは
写真:https://www.photo-ac.com
電気代の高騰により、今年は多くの家計が悲鳴を上げています。
家族が多い家庭ではただでさえ電気代は上がるものですが、今年はさらに前年同時期に比べて約30%も増加しており、家計が回らないという声が多くの子育て世帯から聞こえてきます。
そこで今回は、家庭で子どもと一緒にできる節電方法を考えてみましょう。
4人家族の電気代は?
2021年に行われた総務省統計局「家計調査」によると、4人世帯の1ヶ月の電気代平均金額は11,276円とされています。
2人世帯の平均は9,183円となり、その差は1ヶ月約2,200円、年間にすると27,000円近い差が生まれてきます。
さらに近年はさらに電気代が高騰し、これ以上の金額の電気代・差額が出てきているご家庭も多いことでしょう。
オール電化の家も増えてきているため、家庭の人数が1人増えるごとに洗濯物やお風呂の回数が増えると、これもまた電気代値上がりの要因となっています。
それでは、家族で節電に取り組むにはどんな方法があるのでしょうか?
「つけっぱなし」にしない習慣を作ろう
写真:https://www.photo-ac.com
無駄な電気代を防ぐには何よりもまず「つけっぱなし」を防止することです。
見ていないテレビをつけっぱなし、誰もいない部屋やトイレの電気をつけっぱなし……これらは全て電気の無駄となってしまいます。
電気代はもちろん、エコの観点からも控えたいところ。
是非小さな子どものうちから”つけたら消す”を習慣づけましょう!
おもちゃを”出したらしまう”と同じ感覚で、はじめは慣れないかもしれませんが根気よく声をかけていくことで子どもたちも身についていくはずです。
習慣になってしまえばその先もずっと電気の無駄使いをしない生活ができるはずです。
家族団欒で節電!
写真:https://www.photo-ac.com
家族が一つの部屋で過ごす家族団欒スタイルも節電につながります!
他の部屋の電気や暖房はきちんと消して、電気代がかかりがちな夜の時間帯には家族で同じ部屋で過ごしてみることで電気量を減らすことができます。
もちろん思春期のお子さんの気持ちなどを尊重し無理にする必要はありませんが、お子さんが小さいうちなどは夕飯後のゆっくりとした時間を家族で一緒に過ごすことは情緒の安定にもつながります。
早寝早起きは健康だけでなく、節電にも◎
写真:https://www.photo-ac.com
電気量が最も必要になるのが、寒い冬・暗い夜の時間帯。
どうしても外の気温と室温に差が出るため暖房などを入れるとハイパワーが必要になってきます。
子どもたちは早寝早起きを心がけることで健康な身体を作るのはもちろん、夜は照明を早く消して明るい朝に活動するようになるため不要な電気を使いません。
大人も同様に、つい夜更かししてしまう方も早寝早起きの習慣を意識してみましょう!
早寝早起きにはメリットばかり。日々の積み重ねが大きな節約と健康の貯金になるかもしれません。
眠る時は湯たんぽを活用すると、乾燥も防げて◎
写真:https://www.photo-ac.com
夜眠る時にはつい暖房をつけたくなりますが、おすすめは電力を使わない湯たんぽです。
温かいお湯を入れて布団の中に入れておくだけで足元はポカポカ!
最近では可愛いケース入りの湯たんぽなども多く販売されているため、子どもたちの専用湯たんぽを作ってあげると喜ぶこと間違いなし!
寝る時にエアコンをつけっぱなしにしているとどうしても部屋が乾燥してしまいます。
それを防ぐために加湿器をつけるのも、また電気代を増やすことに。
空気の乾燥は喉を痛めたり風邪をひきやすくなってしまうため、暖房を使わず湯たんぽで身体を温めるのはとてもおすすめです!
節電はエコ・節約と両方の観点から取り組みたいもの。
子どものうちから習慣づけることで、無理なく身体にもお財布にも優しい生活が身につくかもしれません。是非家族で少しずつ意識してみてくださいね。