【ママ】怒らない夏休みにしたい!イライラしたときに心を落ち着けるポイントって?
子どもと毎日一緒に過ごす夏休み期間。家を散らかしていたり、なかなか宿題をやらなかったり、どうしてもイライラして怒ってしまうことがありますよね。
本当は怒りたいわけじゃないのに、つい怒鳴ってしまって後悔……なんてことも。
イライラせず、子どもを怒らないにはどうしたらいい?心を落ち着けるポイントをおさえてコントロールしていきましょう。
時間的・距離的な間をとり衝動をおさえる
怒りというのは反射的に起きてしまう感情行動です。
イライラしたとき、その感情が表面に出てくると子どもに対しても声を荒げてしまうことに。
怒りが爆発しそうになった時、まずは時間的・距離的に間をとりましょう。
5秒間ぐっとこらえることで反射的な怒りを避けて落ち着いて対応することができるはずです。
とはいえなかなか反射的な感情を止めるのは難しいと感じる場合には、イライラしてきたと感じた時点で少しその場から移動してみましょう。
部屋を移動する、トイレに行く、お茶を入れて飲むなど違う行動を挟んでみると心を落ち着けることができるかもしれません。
イライラしたら一旦心を落ち着ける努力を繰り返し、習慣化されてくると怒りの頻度も減ってくるはずです。
怒ってしまう理由を考えて対処する
子どもに対してつい怒ってしまうとき、実は毎回の怒りの理由は似通っていることが多いです。
例えば片づけをしない子どもを怒るときには、「何度も言っているのに」「毎日伝えているのにまたやっていない」という感情からイライラ・怒りに変化しているケース、もしくは「片付いていない状態そのもの」にイライラしている可能性も考えられます。
イライラした時には気持ちを落ち着けて、自分は何に対して今怒っているのかを冷静に考えてみます。
怒りの原因を自分自身が把握することで、その後の対処法が変わってきます。
怒りの原因を取り除く環境づくりを
怒りの原因が分かったら、その原因を取り除く方法を考えてみましょう。
子どもに「何度も言っているのにやらない」ことが原因であれば、子ども自身がやらなければいけないことを理解していない可能性も考えられます。
子どもにとってもっとわかりやすくなるようやるべきことを紙に書いて貼り出してみたり、声のかけ方を変えてみるなど環境から変えてみましょう。
「片付いていない」こと自体が原因なら、子どもに怒るのではなく自分で部屋を整えるのでも良いはずです。
怒るではなく叱る、伝えることを意識する
反射的に感情を出してしまう怒りを子どもにぶつけても、子どもは何故怒られているのか理解しきれず根本の改善にならないことも多いです。
子どもには「ちゃんとやりなさい!」というのではなく、「●●を個々の場所に片づけよう!」と具体的な表現で伝えてあげましょう。
ルールを破ったときやいけないことをしたことをしっかりと子どもに伝えなければいけないときには、怒るのではなく冷静に叱ることを意識してみます。
大声で怒鳴っている大人の話を子どもは理解できません。
何がいけないことで、何をしてしまったから悪いのかをきちんと理解できるよう話をしてみましょう。
長い夏休み期間、親も子も心地よく過ごしたいものです。
家にいる時間やイベントも多いからこそ、親子どちらにとっても成長のチャンス!
怒りの感情コントロールを意識して過ごしてみてくださいね。