【生活】冬風邪を撃退!今子どもと見直したい感染対策で出来ること
乾燥しやすい冬がはじまり、風邪のウイルスや様々な感染症の菌が増えやすい時期となりました。
全国の学校や幼稚園・保育園でも学級閉鎖となるクラスが絶えないほど感染症が増えてきているようです。
コロナ禍を経て感染に対する意識や生活習慣は子どもにも根付いてきていましたが、今年の冬風邪を乗り切るために今一度感染対策のためにすべきことを見直していきましょう。
感染経路は飛沫・接触がほとんど
風邪などの感染経路は飛沫・接触からくるものが多く、これは一般的な風邪・インフルエンザ・コロナウイルスなどもほぼ同じ理由となります。
異なるのはウイルスの強さであり、まずはこの基本的な2つの感染経路を絶つためにどんな生活を送るべきかを考えていけば良いと考えると感染対策は子どもにとっても簡単になります。
とにかく【身体の中にウイルスを入れない】ことが大切であると子どもたちにも伝えていきましょう。
手洗い・うがい・消毒で菌を撃退!
接触感染を防ぐために有効なのは、手洗い・うがい・消毒です。
子どもたちも理解しているからこそ毎日の手洗い習慣が雑になってしまうこともあるため、冬の時期は特に徹底して行うよう意識していきましょう。
手洗いを面倒がるお子さんには「ばい菌が身体の中に入ってきちゃうかも?!」と、どうして手洗いが必要なのかを伝えてあげます。
小さなお子さんには石鹸が泡でそのまま出てくるタイプのハンドソープなどを用意してあげると洗い方も難しくなくなりますよ。
マスク着用・換気・加湿で菌を飛ばさない!
飛沫からの感染対策には、マスク着用と室内の換気が大切です。
マスクの着用は身体に菌を取り入れにくくすることにもある程度の効果はありますが、自分が持っている菌を周囲に飛ばさない役割としても重要です。
咳やくしゃみが多く出るときには着用するのをマナーとして捉えることで家族はお友達への感染を広げないこともお子さんに伝えてあげましょう。
また冬の乾燥時期には菌が空気中にとどまりやすく、さらに気道粘膜のバリアが低下しやすいというのが、この時期に風邪や体調不良が増える原因ともなっています。
室内湿度を50~60%に保てるよう加湿器などを使うと同時に、時々窓を開けて室内の換気を行うことで対策をしていきましょう。
身体を強くするために摂りたい栄養
この時期に風邪と戦える身体を作るために積極的に摂りたいのがビタミンCです。
ビタミンCには風邪の効力を弱めるウイルス不活性化・体の免疫力を高めるはたらきが同時に期待できると言われています。
人は腸内環境を整えることで免疫機能を活発化させていくことが出来るため、乳酸菌を積極的に取るのもおすすめです。
またビタミンDにも免疫力を調節する役割があるとされ、ビタミンDは日光を浴びることからも体内で生成が可能とされています。
食事からのビタミンCや乳酸菌の摂取、また日ごろから屋外に出て軽い運動などをすることで風邪と戦える身体を作っていけるでしょう。
大人にとって基本的な生活習慣でも、子どもにとってはまだまだ知らないこともあるものです。
今一度、風邪をひかないための習慣をお子さんと一緒に見直してみましょう!