【教育】読書を習慣にする!読み聞かせのコツと絵本の選び方とは
読書の習慣は、興味や知識量を増やす・想像力を働かせるなど様々な方面から脳に良い影響を与えるというのは聞いたことがある方も多いでしょう。
本をたくさん読む子に育ってほしいと小さいころから読み聞かせを行うご家庭があったり、幼稚園・保育園でも毎日多くの本の読み聞かせが行われています。
今回はもっと読書を習慣化していくために、自宅で本を読むならどんな本を選べばよいのか?
子どもが興味を示してくれるポイントとはどのようなところかをチェックしていきましょう!
0~1歳ごろ:「音」を意識!
乳児のお子さんには言葉の音を聞いていて楽しい、面白い絵本を選んであげるのがポイントです。
まだ話の内容を理解するのは難しい月齢のため、まずは音を聞いて楽しめる擬音語・擬態語などが沢山含まれているものが良いでしょう。
はじめは本の最後までじっと座って読み聞かせることが難しい時には、本人が興味を持ったページの音を伝えてあげるだけでもOKです。
読み聞かせるという感覚よりも、とにかく絵本の「絵・音を楽しむ」というはじめの一歩を踏み出してあげましょう。
玩具と同様に絵本を通して保護者とのコミュニケーションや遊びが広がっていくことが大切です。
2~3歳ごろ:ストーリー性・繰り返しがポイントに
2歳頃になるとだんだんと大人の話を聞く・理解することが出来るようになっていきます。
同時に読み聞かせ絵本のストーリーも少しずつ理解できるようになっていくため、この頃からはストーリー性がある絵本を選んであげるのも良いでしょう。
はじめは簡単なストーリー展開の繰り返しがある絵本がおすすめです。
言葉の繰り返しはもちろん、登場人物が入れ替わり同じような出来事を繰り返していくストーリーを読むことで話の理解が進んでいきます。
本によっては「またこうなった!」と子どもが大笑いしてくれるケースも。
お話の理解が出来るようになってきたら、少し長めの物語が展開される絵本を徐々に取り入れていくのがおすすめです。
日常生活で身近なものを題材に挙げていたり、電車や料理(おままごと)など本人が好きな物や遊びがテーマとなっている絵本は興味を引いてくれますよ。
4歳~5歳ごろ:「自分で選ぶ」本を取り入れていく
絵本を読む楽しさが分かってきたら、本を自分で選ぶ習慣をつけていってあげましょう。
図書館や本屋さんで沢山並んでいる本の中から、自分で「読みたい」と思う気持ちを持って本を選ぶことが大人になってからの読書習慣にも繋がります。
はじめは保護者が何冊かピックアップしてきた本の中から自分が好きな本を選ぶところから選ぶのでも◎。
自分自身が「面白そう」「こんな本が好き」という感覚がついてくると、図書館などでも自然とこれを読んでみたい!と手に取るようになっていくはずです。
読書週間を付けていく上で、小さいころから近くに本があり手に取れる環境というのはとても大切です。
ママやパパと一緒に本を読むのが楽しいと思うことをきっかけに、本の面白さにどんどん気が付いて自然と習慣化されていくことも多くなっています。
読書週間のはじまりとして、まずは親子で一緒に読書を楽しんでみてくださいね。