【生活】年齢が上がっても続く夜間のおもらし、どう対処する?
トイレトレーニングをはじめてから、夜間のオムツも昼間と同じタイミングで外れるお子さんがいれば、昼間はパンツで過ごせていても夜間はまだおもらししてしまうという子も。
夜間は意識的にトレーニングできるものではないため、なかなか完全にオムツを外すことが出来ず悩んでいる方もいるかもしれません。
年齢が上がっても続く夜間のおもらしには、どう対処すればよいのでしょうか?
年長~小学校低学年でも夜間もれする子は一定数いる
小学生低学年になると夜間のおもらしは無くしていきたいと思う気持ちもありますが、尿の量が多く夜中でも我慢が出来ない場合や、まだ膀胱の調整が不安定で少しだけもれ出てしまうケースもあります。
時々おねしょをしてしまうだけなら気にする必要はありませんが、7歳以上で週に4回以上夜のおもらしがある場合には対処を考えましょう。
夜尿症や頻尿症、腎臓病などの可能性も考えて受診を行うのもおすすめです。
トイレに行く時間を決める・水分の摂取を適切に行う
夜のおもらしを減らすためには、眠る前に必ず排尿をしておくことも大切です。
夕食後2~3時間が経過したタイミングで排尿をしてから眠るようにすることで、夜間に尿が作られていく量を軽減させてあげましょう。
また日中にしっかりと排尿をすることも大切なので、朝起きたあと・食事のあとなど大体の時間を決めてトイレに意識的に行くようにしてみましょう。
眠る前の水分が多すぎるのはあまりよくないかもしれませんが、完全に制限するのではなく適量を摂取するのも重要です。
大量なおねしょではなく、少しだけもれてしまうという場合には体幹を鍛えるのもおすすめ。
しっかりと筋肉をつけることで膀胱から漏れ出てしまうのを防ぎます。
防水シーツ・夜用おむつでストレスなく対策を
なかなか夜のおもらしが無くならない場合には、あらかじめ防水マットやシーツなどを敷いておくと安心です。
毎回布団を洗うのが大変だという親のストレスも減らし、本人の「おねしょしたらどうしよう」という不安感を取り除いてあげられます。
学校行事などがある際には無理せず夜用おむつを利用してケアをしてあげましょう。
おねしょをしてしまった時には本人の精神的なダメージを出来るだけ減らしてあげられるように叱ることは控えます。
夜間おもらしはすぐに改善できるものではなく、身体の発達と日々の対策によりだんだんと改善していくものなので、親子でストレスなくできる方法で取り組んでみてくださいね。