幼稚園入園へ向けて。安心して毎日を送るための心構えって?
photo : maroke http://maro.us/
幼稚園入園を機会に、はじめてママや家族と離れて過ごすことになるという子も多いでしょう。
それまでは毎日一緒にいた家族と離れて一日を過ごすのは子どもにとっても保護者にとっても不安なもの。
安心して新しい毎日を過ごせるよう、入園前から親子でしておきたい心構えや生活準備をまとめます。
幼稚園生活への楽しみな気持ちを膨らませておく
年少クラスなど小さい学年での入園は、幼稚園が始まってすぐの時期には朝の家族とのお別れだけで大号泣!ということもありえます。
子どもが泣いていると親も離れる後ろめたさが湧いてしまいますが、必ずいつかは慣れるもの。
入園前から子どもには「これから毎日幼稚園に行く」ということを伝え、お友達と沢山遊べることや楽しいことが沢山待っている場所であると話しておきましょう。
子ども自身が幼稚園へ行くことを楽しみに出来れば、園やお友達との生活にも早く慣れることが出来るはずです。
意思表示が出来るようにしておく
photo : maroke http://maro.us/
幼稚園は初めての集団生活であり、大人数の中でのコミュニケーションも大切になってきます。
名前を呼ばれたらお返事をするというシーンも多く、またオムツが取れ立ての子どもにとっては”トイレに行きたい”と伝えることは重要な意思表示です。
ただでさえこれまでと違う環境のため、はじめは萎縮しうまくいかないこともあるかもしれませんが、入園前から少しずつ練習を始めておくとよいでしょう。
お友達との関わりの中でも「貸して」「遊ぼう」「ありがとう」「ごめんね」という会話の中から人間関係が築かれていきます。
園生活が始まってから覚え習得していくことも多くありますが、親として「何かしてもらったら”ありがとう”だよ」など普段の生活の中で教えてあげていくことで子どもが自然とコミュニケーションを取るきっかけとなります。
食事と睡眠のリズムを整える
photo : ペイレスイメージズ https://www.paylessimages.jp/
幼稚園がはじまると、決まった時間に登園し帰宅するというリズムがしっかりとついてきます。
朝食をとっていない、睡眠が不足している状態では日中元気に過ごすことが出来ません。
決まった時間にみんなでお昼ご飯を食べるため、食事は30〜40分で食べ終えられるようにダラダラ食べは家でも避け、お弁当の量も配慮してあげると良いでしょう。
出来る限り、自分のことは自分でやる
photo : ペイレスイメージズ https://www.paylessimages.jp/
集団生活の中では、自分のものは自分で片付ける、自分で靴や服を脱ぎ履きするシーンが多く出てきます。
もちろんすぐには難しくとも、家でも自分の着替えは一人で出来るよう練習をしていきましょう。
園に制服がなく私服の場合には、出来るだけ一人で脱ぎ着がしやすいものを選んであげる必要があります。
オーバーオールやサスペンダー、生地が固いズボンやボタンが多いものやファスナーの洋服は一人では着脱が難しいため注意が必要です。
トイレや着替えもはじめのうちは完璧に出来なくて当たり前だと多くの幼稚園が理解し一人で出来ないことは先生がお手伝いをしてくれるはず。
不安に思うことはありませんが、少しずつ練習をしていくことが大切です。
入園後を見据えた心構えを持っておくことで、きっと楽しい幼稚園生活に繋がってゆくはずですよ。