インフルエンザ対策の基本と、今日からプラス出来るおうち予防法
photo : maroke http://maro.us/
今、日本全国で猛威を振るっているインフルエンザ。
いつどこで感染するか分からず、特に幼稚園や保育園に通っているお子さんを持つ親にとってはヒヤヒヤものです。
インフルエンザ対策に有効なのはどんな方法?今すぐに家で出来る対策ってなに?
インフルエンザ予防を基本から見直していきましょう!
インフルエンザを予防するには?
インフルエンザ予防の基本として、「厚生労働省インフルエンザQ&A (※1)」では以下の5つが挙げられています。
1) 流行前のワクチン接種
2) 外出後の手洗い等
3) 適度な湿度の保持
4) 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
5) 人混みや繁華街への外出を控える
まずは流行前にワクチンを打つのが有効ですが、東京都内での子ども医療費は18歳まで助成されるもののインフルエンザワクチンは有償。
各院によって約2000〜4000円程と金額が変わってきます。
また接種回数は1ヶ月間隔で計2回となり、有効とはいえ時間もお金もかかる方法だというのも否めません。
また人混みを避けるというのは単純な感染確率を下げる方法ですが、なかなか難しいことも。
そもそもいくら外出を控えても、幼稚園に通っていれば多くの人と接触があって当然です。
ではこうした場合にはどう対策するのが良いのでしょうか。
※1 https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
手洗い・加湿を徹底!今すぐ出来る対策法とは
上記にある通り、外出後の手洗いや湿度の保持はインフルエンザ対策に◎。
既に実践しているというご家庭も多いかと思いますが、気分にムラがある子ども達に毎日予防を言い聞かせるのは大変ですよね。
そこで今すぐ実践出来るオススメの方法がこの2点です。
★家に帰ってきたらお風呂に直行!
★洗濯物は室内で干す!
手洗いやアルコール消毒はインフルエンザ対策に有効ですが、子どもの洗い方で本当に菌は落ち切っているのか不安です。
まずは外から菌を家に持ち込まない!というのは予防の鉄則のため、幼稚園や外出から帰ってきたらその足でお風呂に入るという習慣をつけてしまいましょう。
全身しっかりと身体を洗うことで、ウイルスともさよなら!
寒い冬の季節、外出後に身体を温める意味でもオススメです。
また部屋では加湿器をつけるというご家庭も多いですが、毎日の水の入れ替えは手間がかかるものです。
そんな時には、いつも外で干す洗濯物を室内干しにしてしまいましょう!
乾燥しているこの季節なら半日干しておくだけでしっかりと乾くため、室内干し・生乾きのニオイも気になりません。
部屋の湿度を常に50〜60%に保つことで、菌の浮遊を防ぐことが出来るそうです。
まだまだ油断出来ないインフルエンザの拡大
photo : maroke http://maro.us/
毎年1月末〜2月にかけてが最もインフルエンザの罹患率が上がる時期だといわれています。
中でも、はじめにインフルエンザA型が流行し、それが落ち着いた頃にB型が広まる……というのが例年に多いパターンだそう。
ということは、現在流行しているA型が落ち着いても、まだまだ油断出来ないのが現状ということに?!
既にインフルエンザ予防の基本はおさえている!というママも、さらにプラス出来る対策を今日からはじめてみてくださいね。