チャイルドシート拒否?!車を嫌がる子どもにどう対処する?
子連れでのお出かけは、ぐずってしまったり荷物が多かったり、ベビーカーで雨の日はどうする?……と悩みも多く大変なものです。
二人以上子どもがいる場合には、さらにその久郎は倍増することに!
それを解決してくれるのが、車での移動。
天候や周囲への迷惑を気にせず移動が出来るため、うまく活用すれば子どもとの生活をぐんと楽にしてくれます。
子どもは車に乗るとすぐ寝てくれるという声もある反面、チャイルドシートが嫌でギャン泣きする!なんていう子も。
チャイルドシートを嫌がってしまう子には、どう対処したら良いのでしょうか?
赤ちゃんのうちは、”いつもと同じ環境”を
0歳児のお子さんは、環境の変化にとても敏感です。生後6ヶ月を過ぎる頃からは人見知りや場所見知りがはじまり、普段との違いや、ママの顔が見えないというだけで泣いてしまうことも。
車中には普段から使っているタオルや、ママのにおいが感じられる物などを持ち込んでみましょう。
お気に入りのおもちゃなどがあれば、落ち着いて乗ってくれるかもしれません。
チャイルドシートではシートベルトで固定され、思うように動いたり寝返りが出来ずに機嫌を損ねてしまうパターンも。
本人が苦しくないようベルトのきつさやシートの角度を調整してあげると良いでしょう。
ベビーミラーなどを利用して、ママの顔が見えるようにしてあげるのもおすすめです。
1歳過ぎ頃からは、”特別な楽しいことがある場所”に
1歳を過ぎると、遊びたいのに動けない!と乗るのを嫌がるケースも多くなってきます。
そんな時には、車内でしか出来ない”特別なこと”を用意してあげましょう。
車内でだけは大好きなお菓子をOKにする、好きなDVDが見られるなど、親も割り切って何か楽しみを作ってあげることですんなりと座ってくれるかもしれません。
長時間のドライブとなる場合には、子どもが楽しい音楽を流して一緒に歌ったり、言葉遊びをしてみたりと、楽しく過ごせる環境づくりをしてみてください。
チャイルドシートはいつまで?
チャイルドシートは道路交通法により、6歳未満の子どもへの着用が義務づけられています。
3歳頃になると、チャイルドシートよりも大きく身動きがとりやすい「ジュニアシート」というものに乗ることも出来るようになります。
チャイルドシートは、子どもの命を守るために絶対に必要なもの。
きちんとチャイルドシートに乗っているときと着用していなかった場合とでは、交通事故にあったときの致死率の差は15倍以上だとも言われています。
子どもの命を守るため、そして少しでも楽しく安全な車時間を過ごすため、子どもにとって心地よい空間を作ってあげられると良いですね。