【お出かけ】もっと快適に過ごせるチャイルドシートの選び方
家族での車のお出かけに必須なのが、チャイルドシート。
マイカーがあるご家庭では、産まれたばかりの赤ちゃんを産院から自宅への帰り道に乗せたりと、出産してすぐに使用するアイテムでもあります。
しかし、チャイルドシートは場所をとったり、子どもの乗せかえが大変……など不便なお悩みも。
今回は、子どもも大人も快適に過ごせるチャイルドシートの選び方をご紹介します。
トラベルシステムで乗せ降ろしが楽に
チャイルドシートを利用する上で一番大変なのが、子どもの乗せ降ろし作業です。
ベビーカーで子どもが寝てしまったときや、近場でのお出かけですぐに車を降りるのに!という時には、ぐずったり重たい子どもを乗せてシートベルトをまたして……という作業に苦労をしているご家庭も多いようです。
そんな時に選びたいのは、「トラベルシステム」仕様となっているチャイルドシート。
ベビーキャリーとして一度乗せたら、そのままベビーカー、チャイルドシートにドッキングして使うことが出来、家の中でも使えます。
乗り降りの回数が多いご家庭には便利に使えますが、対象年齢が短いケースもあるため確認を忘れずに。
狭い空間での利用は360度回転式が◎
車高が低い車や、狭い駐車場を利用している方におすすめなのが、360度回転式のチャイルドシートです。
シートがくるっと360度に回転するため、子どもを乗せる時にはドア向きに、乗せたら向きを前に変えることが出来ます。
車の中に入り込み子どもを乗せる必要がなくなるため、体勢も楽に。お子さんも、自然な姿勢でチャイルドシートに座ることが出来てスムーズです。
回転式の方が少し価格が高い傾向にありますが、新生児から使えるものも多く出ているため使用している車によって選んでみても良いかもしれません。
大きくなったお子さんはジュニアシート・スマートキッズベルト!
お子さんが多いご家庭や、車が小さめのものである場合には、3歳を過ぎたお子さんのチャイルドシートを変えてあげることで、ぐっと車内が快適になります。
「ジュニアシート」は、チャイルドシートよりも少しコンパクトで、お子さんの座る座面を上げてあげることでシートベルトをしっかりと着用出来るようにするものです。
背面の背もたれを取り外しすることも出来るため、安全かつ快適にお子さんが乗ることが出来ます。
また、シートベルトの長さをクリップで調節して使う「スマートキッズベルト」もおすすめです。
スマートキッズベルトはポーランドで開発され、現在は日本国内でも安全性を証明するEマーク適合を受けた年少者用補助乗車装置である子ども用シートベルトです。
直接車のシートに座りシートベルトを子どもの背丈に調節して乗るタイプのため、車内で場所をとることがありません。
体重15kg以上・目安として3歳〜12歳のお子さんに使用することが出来、付け替えもチャイルドシートより簡単なため、旅行先でのレンタカーなどにも使用が可能です。
頭の周りのガードなどはないため、落ち着いて座ることが出来るようになったら切り替えてみても良いかもしれません。
各メーカーから多機能に販売されているチャイルドシート。
子どもの年齢や人数、使用している車や駐車場によりぴったりのものを選ぶことで、車内がより快適になるはずです。
適応年齢や体重は物により違うため、機能性とともに調べた上で安全に使用して下さいね。