【生活】怒涛の子育て生活、寝ても抜けない育児疲れ。原因と対処法とは
24時間休みのない子育て。
赤ちゃんが産まれてすぐの時期は、産後の疲れた身体に夜間授乳や夜泣きも重なり、疲れが取れずに身体が辛いという方も多いものです。
夜泣きの時期をすぎると楽になるの?と思っていても、毎日の生活の中で子どもに危険がないかを考え健康で安全に過ごせるよう見守るだけでも気が休まることはありません。
よく眠れたと思ったはずでも何故か身体の疲れが取れない、という経験をしたことがある方も少なくないでしょう。
元気にシャッキリと毎日を過ごすためにはどうしたら良いのでしょうか?
育児疲れの原因と、意識したい対処法を知っていきましょう。
育児で疲れを感じる3つの理由
毎日の育児で身体が疲れる理由は大きく分けて3つになります。
1.慢性的な睡眠不足
2.常に育児と家事でやることがある
3.自分の時間が取れない
まず根本に24時間休みのない生活を送らざるをえない体力的な問題があります。
育児や家事には終わりがなく、一つを終えるとまた次のやるべきことが出てきてしまい、なかなか休息をとる時間がありません。
単純に身体が疲れていくだけでなく、出産前には確保できていた「自分一人の時間」や「好きなことをする時間」が取れないことで精神的にも満足感が得にくくなります。
好きなことをする時間がないためストレス発散ができないということもあるでしょう。
このため、育児中の生活は肉体的・精神的の両面からどうしても疲れを感じやすくなってしまうのです。
対処法①家族のために「意識して寝る・休む」
家族や子どものためだから、とつい頑張りすぎてしまうママも少なくありません。
しかし特に産後はただでさえ妊娠出産の変化で身体が悲鳴を上げています。
自分で意識しない限り、なかなか休むことができない生活だからこそ「自分で自分の身体を大切にする」ことを忘れてはいけません。
どんなに工夫をしても「休む」こと以外で肉体的な回復をするのは難しく、栄養剤などでその場だけを乗り切っても長くその生活を続けるのは難しいことです。
家事や育児は完璧を求めてしまうとどこまでも進んで終わりがありません。
部屋が散らかっている・洗い物が終わっていない・洗濯物が畳めていない…と気になることは永遠に続いていきますが、今すぐにやらないといけないものというのは意外と多くはありません。
自分の気持ちと生活に折り合いをつけて、後でも良いことはすぐにやらず、自分の身体を湯煎にしてあげてください。
家族のために沢山のことをしたい・やらなければならないと思うなら、そのためにもしっかりと休息をとりましょう。
対処法②最高のパフォーマンスが得られる選択を
時間がない時でも、例えば5分だけ温かいお風呂に浸かることで疲れの取れ方や眠りの質が変わってきます。
座りもせず口にかきこむように食べるご飯でも、スナック菓子をご飯代わりにつまむより納豆ご飯を一杯食べる方が栄養価は当然高いでしょう。
忙しい中で過ごす同じ10分の中でも、身体に取り入れる栄養や睡眠効果を高めるための行動を選択することで、ぐっすり眠る・身体を回復させる効果が高まります。
効率よく最高のパフォーマンスを得るためにも、疲労回復のための食事と入浴を意識してみてください。
対処法③自分の時間を作る
育児にいっぱいいっぱいで自分の時間なんて取れないよ!という方もいるでしょうが、心の健康のためにも自分と向き合う時間は必要です。
家族の力を借りる・行政や民間サービスの託児を利用するなど方法は様々ですが、自分の好きなことをする時間を作り、時に子どもと離れてみましょう。
24時間命を守る育児をしていれば、心も身体もずっと緊張している状態です。
週に何時間かでもその状態から解放されることで疲れの感じ方もぐっと変わってくるかと思います。
子どものためにも自分のためにも、リフレッシュすることを忘れないでいてくださいね。
育児中のママもしっかりと休みましょう!というのは色々なところで言われていることではありますが、つい毎日の生活に追われていると休む暇はないから…と自分のことを後回しにしてしまいがちです。
定期的に心と身体をリフレッシュさせていくことが、最終的には必ずママ自身や家族のために繋がるはずです。