【教育】新生活シーズン!習いごと、続ける?辞める?見直しってどうしたらいい?
卒業シーズンを控え、子どもたちも進級・進学でドキドキする季節がやってきました。
そこで考えるご家庭も多いのが【習いごとの見直し】です。
新生活をスタートするにあたって新しいことを始めたり、これまでやってきた習いごとを辞めて数を絞っていくという方もいらっしゃるでしょう。
実は習いごとは、始める時よりも辞める時のタイミングの方が重要なことも。
子どもが好きで興味があるもの・親がやっていて欲しいものなど様々なものがある中で、どう絞っていくのが良いのでしょうか?
子どもが「辞めたい」と言い出したらどうする?
子どもの習いごとを見直すタイミングとはいつなのでしょうか?
子ども自身が「やめたい」と伝えてきたとき、親はもちろんその習い事を辞めるべきか考えるでしょう。
しかしこの時、どうしてやめたいのかを考える必要があります。
ちょっと嫌になったから・飽きたからという理由でやめてしまっては、どんなものに対しても何かあったらすぐに「辞めてしまえばいい」という思考が擦り付いてしまいかねません。
もちろん本当に嫌なものを無理に続ける必要はありませんが、何故嫌なのか?それに対して解決策はないのか?というところを話し合っていくことをおすすめします。
自分が「嫌だと思うこと」に対し、どうアプローチするかを考えるのも一つの成長に繋がるはず。
当然ながら子どもたちがそれを一人きりですることは難しいため、親子で対話し子どもの気持ちを引き出してサポートしてあげましょう。
習い事の取捨選択のポイントとは?
では、習い事の取捨選択はいつするべきなのでしょうか?
まず一つは、目標地点を決めておく方法です。
例えば体操やプールなどは段階ごと進んでいく昇級プログラムを行うところも多く、逆上がり・側転が出来るまでは少なくとも続けよう、バタフライが泳げるまでは続けよう、といった目標を決めておくのも良いでしょう。
子どもが辞めたい気持ちになった時にも、一つ目標を決めてあげるとそこまで走り抜くことができるかもしれません。
習い事を整理したい時期には「続けたいものに目を向ける」というのが一つのポイントとなります。
子ども自身が楽しいと感じるものにはヒントがあり、続けていくことでその”習い事”ではないかもしれませんが、自分自身が花開くジャンルに出会えることがあります。
子ども自身が楽しく、かつ得意だと思えるものに出会うことで大きく伸びる可能性と自己肯定感を高めるきっかけが掴めるはずです。
意欲的で、上達が見られるかもポイントに
習い事を絞りたい・もう少し減らしたいという時には、上達しているかというところを見てみましょう。
習い事は専門の先生に教えていただいているからこそ毎月の月謝を支払い、長期的な成長のために続けていくものです。
逆に遊び感覚で続けたいという時やお友達とのつながりなどで行っている場合には、習い事でなく単発のイベントや地域サークルなどに参加する選択ができるかもしれません。
節目で上達や成長を確認し子ども自身の気持ちを聞いて”もっと上手くなりたい”という気持ちが見られるかどうかをポイントにしてみるのもおすすめです。
「得意」から自己肯定感や将来への繋がりを
子どもの習い事を選択する上で忘れてはいけないのは、何故・何のために習い事を行うのか?です。
能力の成長はもちろん、体力づくりのため・音感をつけたい・社会性を育むなど色々な理由がある中で、先生との相性や続けていく上での金銭的・時間的負担を照らし合わせて決断をしていくことが必要です。
習い事は、続けることで子どもの興味を広げ新しいことに触れられる機会があるかもしれません。
得意で好きなものを増やし、努力して出来るようになった達成感や自己肯定感が得られるきっかけにもなるでしょう。
子ども自身を伸ばせる習い事はどんなものか?と、是非一度考えてみてくださいね。