【教育】子どもに合った自由研究テーマの選び方って?
いよいよ始まる夏休み!小学生になると沢山の宿題を持ち帰ってきますが、その中でも親子で頭を悩ませがちなのが【自由研究】です。
自由といわれると何をしていいか分からない、どんなことをすればいいのか分からないというご家庭も多いことでしょう。
自由研究のスタートはテーマ決めから!まずは子どもに合った自由研究のテーマ選びを考えてみましょう。
自由研究は大きく分けて3パターン
自由研究と一口に言われるとテーマが大きすぎて何から始めていいか分からないご家庭も多いはずです。
小学生の年齢で「これをやってみたい!」と初めから自分で決められるお子さんも多くはありません。
自由研究は本人が「面白い」と感じながら進めることで、達成感や新しい知識への広がり・学びの楽しさに繋がってゆくものです。
まずは本人が好きなものや得意なことからテーマを探していくことがおすすめです。
自由研究は大きく分けると3パターン「工作」「実験」「調べ学習」に分かれるケースがほとんどです。
まずはお子さんのタイプ別に当てはまるものを考えてみましょう。
図工が好きで手先が器用なら☆工作
折り紙や図画工作をすることが好きなお子さんには、作品作りの自由研究がおすすめです。
没頭して作ることに夢中になれて、完成したものはそのまま提出できるため、早ければ1日で自由研究を終えることも可能です。
地域によって【貯金箱】や【標語ポスター制作】など自由研究テーマが発表されていることもあるため、学校からの案内をチェックしてみましょう。
特にテーマが決められていない場合には、廃材などを利用して好きなものを工作してみてもOKです!
ゲームが好きな子どもには☆実験
ゲームや動画を見るのが好きなお子さんには、実験体験がぴったり。
例えばスライムづくりや石鹸づくりをするだけでも良いですが、色を変えるには?香りを変えるには?など簡単な仮説を立てて実験検証するのも良いでしょう。
最近では動画やインターネット上でも実験に関する情報が多く出ています。
動画を見るのが好きなお子さんなら「やってみたい!」と自分から思える実験も多くあることでしょう。
また手を動かして考えながら進めていくので、ゲームが好きな子も楽しんで出来るはずです。
なぜこうなるの?こうしたらどんな結果になる?といった疑問を大切に、色々なことに挑戦してみましょう!
本を読んだり字を書くのが好きなら☆調べ学習
本が好き、絵をかくのが好きといったお子さんには調べ学習型がおすすめです。
毎日の生活の中で疑問に思ったことや、もっと知りたいことなどをさらに深く調べてまとめてみましょう。
例えば「どうしたら足が速くなるの?」「このお料理を食べたら、身体のどこが強くなる?」など身近に感じられるテーマを探してみましょう。
テーマを決めるのは自分一人では難しい可能性もあるので、お子さんが興味があることに対して「どうしてこうなんだろうね?」と保護者から問いかけてみるのも良いかもしれません。
調べた知識と、実証実験を組み合わせるなどとても広がりのある研究の形となります。
調べたことは1冊のノートにまとめるか、ポスター形式で掲示できるようにすれば自由研究の完成です!
自由研究をする意義のひとつに「本人が知りたいことをより深く学ぶ」ことが挙げられます。
まずは子ども自身が興味があることからテーマを探し、自分に合った形の研究方法を考えてみましょう。
実体験とともに学びが深まるきっかけとなるかもしれません。