実りの秋!乳幼児期の食事のポイントを抑えた食事作りって?
夏が終わると、食欲の秋?!秋は多くの美味しい食べ物が旬となる収穫の時期です。
様々な食材に触れ口にすることは、子どもの味覚発達を手助けしてくれます。
乳幼児期に気をつけたい食事のポイントや食事作りのコツをおさらいしましょう。
子どもの味覚は10歳頃まで発達していく
離乳食初期の赤ちゃんでも好んで食べるものや口から出してしまうものがあるのは、0歳の時から既に”味覚”が発達しはじめているから。
生まれながらにして、甘味・塩味・旨味は身体が積極的に取り入れようとし、反対に酸味や苦味は排除しようとするといわれています。
しかしだからといって酸味や苦味を全く口にしないと、大きくなったときにその風味を初めて口にした時に身体から強い拒否反応が出て、好き嫌いが強くなってしまうことも。
味覚発達が著しい10歳頃までに、様々な味を経験していくことが大切なのです。
旬のものなら、味付けなしで一品追加
離乳食初期には薄味で!というのは誰もが意識することかと思いますが、子どもの成長に連れて市販のお菓子を食べたり外食をするようになると、だんだんと強い心がけをしなくなる家庭も多いのではないでしょうか。
味が薄いと子どもが食べないと悩むこともありますが、旬のものや新鮮な食材は、実はそれだけで旨味や甘味がたっぷり!
野菜であれば、切ったり茹でるだけでそのまま食卓に出せて十分に美味しく食べられるものが多くあります。
秋は旬の食材が多い時期。”旬”を大切に食材選びをしてみることで、食材本来の味を活かしながらも料理の手間も省くことが出来て一石二鳥ですよ。
市販品の添加物が気になるなら、親子で手作りに挑戦を
最近では冷凍や惣菜など、市販品で手軽に手に入る食事も増えています。
しかし美味しい状態を長く保つために、多くの市販品には添加物や塩分が多く含まれています。
忙しい毎日を助けてもらうために利用するのはもちろん悪いことではありませんが、やはり健康を考えれば食事は出来るだけ手作りしたいもの。
忙しい時には自動調理付きの家電に頼ったり、子どもと一緒に遊び感覚で料理をするのも一つの手。
例えばホームベーカリーを使えば、測った材料を子どもが機械に入れてボタンを押すだけでも、美味しくて添加物なしのパンが食べられます。
乳幼児期に口にするものは、大人になるまでの味覚形成にとても重要な役割を果たします。
旬の食べ物が多い秋だからこそ、様々な食材を手にとり家族で楽しんでみてくださいね。