子どもが増えたら引っ越す?間取りは何LDKあればいい?
3〜4月は新生活スタートに合わせて、引っ越しを考える人も多い時期です。
特に子どもがいる家庭では、子どもの入園や就学を考えて新しいエリアへの引越や住宅の購入を検討することも多いでしょう。
子ども部屋や夫婦の寝室、理想を挙げればキリがありませんが、広い家では住宅費用が上がるのも当然。
第二子、第三子を考える場合にはさらに悩みどころです。「子どもがいる家ではどれくらいの間取りがあればいいの?」を考えます!
都心の1LDK賃貸は、いつまで住める?
結婚して子どもがいない夫婦では、勤務地に通いやすい都心の1LDK賃貸で暮らしているというご家庭も多いでしょう。
やがて赤ちゃんが産まれたら、果たしていつ頃までならその広さでも余裕を持って暮らせるのでしょうか。
実際のところ、子どもがその先も一人であれば、1人部屋を欲しがる小学校高学年頃までは暮らせなくもありません。
しかし問題は、子どもが成長するにつれて増える玩具や衣類などの生活用品です。
2〜3歳を超える頃には玩具でリビングがいっぱいになり、子ども服の収納も全く足りない!と部屋の間取りや広さに限界を感じるご家庭が多いようです。
2LDK、3LDKどっちを選ぶ?
それではいざ引っ越そう!となったとき、さらに迷うのが新しい部屋の間取りについて。
注文住宅を購入するのであれば、決められた広さの中でも自由に間取りを設定出来ますが、マンション購入や引き続き賃貸を選ぶなら都内では2LDKの物件が多く、もちろん3LDKより価格も抑えられるため迷いどころ。
子どもが1人の場合には2LDKでもちろん十分ですが、すでに兄弟がいたりこれから次の子を考えているという場合にはやはり3LDK必要なのでしょうか?
実は、性別が違う兄妹などであっても小学校高学年頃までは同部屋で過ごせるものです。
着替えの場所を決めたり二段ベッドを利用しスペースを活用すれば、1部屋を子ども部屋として2LDKで長く暮らすことも可能です。
転勤の可能性がある場合や、まだしばらく賃貸で……と考えているご家庭であれば、まずは2LDKを選ぶのでも十分だといえるでしょう。
間取りと広さのバランスを考えて◎
気をつけたいのが、60〜70平米では3LDKの間取りでは各部屋の広さが4〜5帖と少し手狭につくられていることもあるということ。
同じ平米数でも2LDKであれば広々とした雰囲気で過ごすことが出来ます。
扉を開けることでリビングと繋がる作りの間取りであれば、子どもの数にとらわれずその時期に応じて部屋を使うことも◎。
様々な応用が利く暮らし方が出来るため、決して急いで「広い家を!」と選ぶ必要はなさそうです。
家族計画や賃貸・購入の時期を家族で話し合い、焦らず住宅を選んでくださいね。