離乳食にも◎子どもと一緒に食べたい七草がゆ
年末年始のおやすみで、お節料理や豪華な食事が続いた方も多いのではないでしょうか。
子どもも長期のお休みにはついつい外食やおやつが多くなりがちです。
疲れた胃を休めるためにも、七草がゆを作って新学期がはじまる前に体調を整えましょう!
七草がゆって?
日本で古くからの習慣とされてきた1月7日に食べる”七草がゆ”とは、「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」の七草をおかゆに入れて食べるというもの。
この七草はいわば日本のハーブであり、胃に優しいおかゆに入れて食べることで栄養もしっかりとれるようになっています。
疲れた胃を休めるとともに、家族みんなが一年元気で過ごせるよう祈願するとして江戸時代から続けられてきたそうです。
七草がゆの作り方
七草がゆの時期には、七草が揃ってセットになったものがスーパーなどでも手軽に手に入ります。
1.鍋に適量のお湯を涌かし、炊きあがったご飯を入れておかゆを作る。お米からでなくともOKなので、とても簡単です。
2.七草のそれぞれを根と葉を切り分け、1cm幅に切る。薄くスライスすることで、根まで全て食べられます。
3.おかゆに刻んだ七草を入れたら、少し塩で味付けをして完成!
豪華で濃い味つけが続いたお正月の終わりには、あっさりとした味わいが新鮮に美味しく感じるはずです。
離乳食にもぴったりの七草がゆ
七草がゆは、離乳食期の赤ちゃんも食べることが出来ます。
スズナはカブ、スズシロはダイコンにあたる野菜なので、離乳食初期で多くの野菜を食べたことがない場合でも安心して食べさせられます。
中期〜後期であれば、他の七草を一緒に食べても良いでしょう。
赤ちゃんに挙げる場合には、七草は下茹でして柔らかくしておくのがおすすめです。
大人も子どもも一緒に食べることが出来る七草がゆ。
是非食卓に取り入れて、健康な一年をはじめてくださいね。