子どもが突然の発熱!まずやるべきこと・備えておくべきものは?
体調を崩し、熱を出しやすい子ども。子どもは風邪をひきやすい、なんて思っていてもいざ熱を出したり苦しそうな姿を見ると、親としても焦ってしまいますよね
そんな子どもの急な発熱にも焦らないために、まずやるべきことを覚えておくと安心ですよ。
病院はいつ行く?
子どもの平熱は37度前後となることが多いものです。
大人でいえば37度を越えるとかなり辛いのでは?という印象ですが、もともと平熱が高い子どもにとって、37度前後であれば重大な発熱ではない可能性も高いです
むしろ病院には他にも体調が悪い子ども達が多く通院しているため、免疫力が下がっている子どもを無理に連れていって、逆に他のウイルスをもらってしまう!という可能性もなくはありません。
病院にかかるのは、高熱が続く場合や、38度を越えて心配なとき、また熱がなくとも明らかにいつもと様子が違っておかしいと感じた時、嘔吐や下痢が続く時だと思っておいても良いでしょう。
無理に今すぐ病院に!と思うのではなく、自宅でゆっくりと休ませてあげることも大切ですよ。
準備しておくと良いもの
風邪や病気は事前に時期が分かるものではありません。突然の発熱などに備えて、自宅に準備しておくとよいものをご紹介します。
・体温計
まず子どもが今どのような状態なのかを把握するためにも持っておくと安心です。10秒程で結果が出る、耳で測ることが出来るタイプのものもあるため、子どもの年齢にあったものを選びましょう。
・ 保冷剤などの熱冷ましグッズ
身体を冷やしてくれる市販の湿布型シートなどは保管期間も長いため、子ども用に常備しておくと安心です。
保冷剤はもちろん、お弁当などにも使える一般的なもので大丈夫です。
少しでも具合を良くしてあげられるよう、冷凍庫で冷やしておき、使用時にはタオルなどで巻いて首元やおでこを冷やし、身体の熱を取るようにしてあげましょう
・ イオン飲料
子どもの発熱時、少しでも早く具合をよくするために欠かせないのが水分補給です。
例え食事がとれていなくても、まずは水分がとれているかが今後の対応にも重要な要素となるでしょう。
子どもが発熱した時には、すぐに買いにいける状況でないことも多々あります。
赤ちゃん用のイオン水も販売されているため、保存期間が長い粉タイプや、ペットボトルのものが一本でもあれば安心ですね。
まずやるべきこと
何よりも、今子どもがどんな状態か?注意深く把握しておけるよう見守っていてあげましょう。
まだ喋ることが出来ない赤ちゃんであれば、少しのサインを感じ取ってあげることが、何よりも大切なことですよ。
まずはしっかり身体を休められるよう外出を控え、横になれる時間を増やし身体を清潔に温められる環境を整えてあげましょう。
熱があるのに元気に動き回ってしまう!という子も中にはいるものです。
無理に寝かせようとしても難しいのは当たり前なので、動くことが出来る子であればこれ以上悪化することがないよう食事や湿度・空間に気を配りながら、今はその子の楽しく遊べるものを大切にしてあげるだけでも構いません。
子どもは熱を出すものです!
ついつい焦ってしまいがちなこどもの発熱ですが、子どもは熱を出しやすい物です。
いつ何が起こっても大丈夫なように、自宅で対処出来るものは出来るだけ常備するよう備えておいてあげると良いですね。