【生活】子どものスマホ、いつから持たせる?安全なスマホデビューのために
スマートフォンが普及してからというもの、最近では未就学児の小さなお子さんでもスマホゲームや動画を見ている姿が目立つようになりました。
子どもが自分専用のスマートフォンを持つ時期とは?
メリット、デメリットや安全なスマホデビューのために知っておきたいことをまとめます。
スマホデビューは小学校低学年から
2021年4月に都民安全推進本部により小中高生の保護者2000人を対象に行われた調査によると、小学校低学年でのスマートフォン所持率は約20%、中学生になると80%近い家庭で子どもがスマートフォンを持っている結果となりました。
通学や塾などに通う際の連絡用として、早ければ小学生になってすぐにスマホデビューをしていることとなります。
保護者の物を使ってゲームや動画をしたことがある経験から、最近では小学校入学前から子どもにとってもスマートフォンは身近な存在になっており、小学校中高学年になると子ども本人から「自分のスマホが欲しい」と伝えてくるケースも多いようです。
※参考:都民安全推進本部「家庭における青少年のスマートフォン等の利用等に関する調査」
スマートフォンを持つメリット・デメリット
スマートフォンは周知の通り、使い方によってはとても便利にも危険に巻き込まれることもあるものです。
子どもが持つメリットとしては、
・外出時の親との緊急連絡用として
・GPSにより、子どもの居場所を把握出来る
・学習アプリなどを活用出来る
などが挙げられます。
これからの時代でスマートフォンは切っても切り離せない存在となってゆくため、まずは家族間だけで利用しながら正しい使い方やITリテラシーを学んでゆくのも良いでしょう。
逆にデメリットとしては、
・SNS利用や高額請求などのトラブルに巻き込まれるリスクがある
・視力低下に繋がる可能性
・依存性してしまう可能性
・コストがかかる
などと活用方法が幅広いスマートフォンだからこそ、長時間利用することによって起こる可能性がある問題点も。
デビュー時には、ルールを作り使い方を覚えていこう
基本的には「ルールや約束を守れる」年齢になってからスマートフォンデビューをするのが前提です。
まずは使用時間や押して良いボタン、してはいけないことなどを親子で一緒に考えながら決めましょう。
キッズスマートフォンの機能や使用するアプリによっては使用時間制限をかけることも出来ますが、子どもが自発的にルールを守り考えながら利用していけるようにするのが理想です。
課金やアプリのダウンロードなどについては、スマホ内で制限をかけられるため、誤ってボタンを押してしまうことがないよう保護者が設定しておくと安心です。
スマートフォンはうまく付き合っていくことが出来ればとても便利な道具です。
そろそろかな?と感じたら、子どもが安全に使っていけるよう親子で話し合い練習をしていきましょう。